甘泉園公園に映えるワセ弁こと「わせだの弁当屋」さんの茄子カラ弁当
西早稲田3丁目の甘泉園公園に映えるワセ弁こと「わせだの弁当屋」さんの茄子カラ弁当

街の思い出に欠かせない飲食店。

それぞれの時代、それぞれの人生の記憶にのこるお店があると思います。
高田馬場・早稲田界隈では早稲田大学周辺のお店を中心に早稲田近辺で食事をすること、もしくは早稲田の飲食店さんという意味で通称「ワセメシ」と呼ばれ、学生達のおなかを満たし、親しまれてきました。

新型コロナウィルスの影響で、高田馬場・早稲田周辺のお店は飲食店に限らず、大幅な売上減少に苦慮していらっしゃいます。

古くからある「ワセメシ」屋さんも、新興の「ワセメシ」屋さんも、新たにお弁当やテイクアウト・宅配を始めたり、昼営業を開始したり、苦境を乗り切るために努力されています。

高田馬場・早稲田界隈の人たち、早稲田大学生や卒業生の心に温かく響くことば「ワセメシ」。

早稲田大学の校友会誌「早稲田学報」では2016年10月号で「ワセメシ」特集をされていました。このたび早稲田学報編集室さんに転載許可をいただき、掲載されていたワセメシマップを掲載いたします。

かつてのワセメシに思いをはせながら、今のワセメシ屋さんが今回の災厄を乗り越えられるのを願いつつ紹介します。

1980年ごろのワセメシマップ

40年前の早稲田大学本部キャンパス(早稲田キャンパス)周辺

1980年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

大隈通りに沿いのお店はほぼ様変わりしていますね。
今でもやってらっしゃるのは、食事処たかはしさん、キッチンオトボケさん、キッチンミキさん、金城庵さん、キッチン南海さん、メルシーさん、三品食堂さんなどなど。
もともと洋食屋の高田牧舎さんは現在Pizzeria TAKATA BOKUSYA(ピッツェリア タカダボクシャ)という名前でカジュアルイタリアンのお店として営業していらっしゃいます。

こちらはキッチンミキさんのミキランチ。

キッチンミキのミキランチ

早稲田通り沿いのワセメシ

1980年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

明治通り、現在の波風タテヲさん、5月に復活するメーヤウさんがあるあたりには、夢民、えぞ菊本店の名前が。
当時は、マンションに建て替わる前のおんぼろな建物でカウンター10席程度(夢民は6席だったかな)の小さなお店でした。
早稲田通りから一本入った茶屋町通りには天ぷらいもやさんがありました。

こちらは天ぷらいもやさんの天丼。

天ぷらいもやの天丼

2000年ごろのワセメシマップ

20年前の早稲田大学本部キャンパス(早稲田キャンパス)周辺

2000年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

大隈通りにはまほうつかいのでしさん。
文学部キャンパス(戸山キャンパス)のあたりには、手打ちうどんのごんべいさん、メーヤウさん、NEW SCHOOLさん、Le Cafe RETROさん。

早稲田通り沿いのワセメシ。

2000年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

えぞ菊戸塚店さんがあるあたりに、天下一品高田馬場店さん。一条流がんこラーメン西早稲田店、ティーヌン西早稲田本店さんなどラーメン店が増えました。
一時期は五十嵐書店さんが1階に入っているビルの2階に西門通りから移転されたラーメン珍味さんが営業されていました(現在は閉店)。

こちらは、在りし日の天下一品高田馬場店さん、一部ファンが楽しみにしていた店頭の段ボール掲示。

天下一品高田馬場店の段ボール掲示


2016年ごろのワセメシマップ

4年前の早稲田大学本部キャンパス(早稲田キャンパス)周辺

2016年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

この頃になると、油そば屋さんがたくさん見えますね。
武蔵野アブラ學会早稲田総本店さん、油そば麺爺さん、東京麺珍亭本舗西早稲田店さん、油SOBA専門店図星さん、そして横浜家系ラーメンの武道家早稲田本店が載っています。

こちらは、早稲田の学生を油そばの虜にしたきっかけ、麺珍亭さんの油そば。

東京麺珍亭本舗西早稲田店さんの油そば


早稲田通り沿いのワセメシ

2016年ごろのワセメシMAP
早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)より

ここではじめて、明治通りの居酒屋わっしょいさんの名前がでてきますね。
実際は1989年にオープンのお店です。
最近ではクラウドファンディングで瞬く間に目標金額を達成されて話題になりました。

 


最後に

高田馬場・早稲田エリアは飲食店が数多く有り、ここで紹介できなかったお店が大半です。足繁く通って応援することもできない状況ですが、ああ、あのお店どうしてるかなというきっかけになればと思った次第です。

学生さんであふれかえるいつもの風景がはやく戻ってくることを願って。

本稿を書くにあたってワセメシマップの転載を快く許可して頂いた早稲田大学校友会さんに感謝いたします。
紹介したマップのクレジットは全て「早稲田大学校友会『早稲田学報』2016年10月号(通巻1219号)」です。

早稲田学報は早稲田大学校友(主に卒業生)とその父母が購読している季刊誌ですが、一般の方も購読可能です。

詳しくは早稲田学報(早稲田大学校友会)のWEBサイトをご確認下さい。

以上、西早稲田支局特派員えびすいがお伝えしました。