ペンネーム「わせだなう。」です。
学生時代から早稲田・高田馬場地域に住んでいます。この地域に思い入れやゆかりのある方に街の情報を届けたいと思い、数年前からTwitter等で発信を始めました。
新型コロナウイルスの感染拡大以降、高田馬場新聞で始まった「早稲田・高田馬場のお店や人 記事で応援企画」に寄稿し、そのご縁で記事を執筆させていただくことになりました。今回は、「西早稲田商店会」で始まる新企画についてご紹介します。

突然ですが、「アマビエ」をご存知でしょうか?
新型コロナウイルスが世界中の話題をさらった今年、SNSを中心に厄除けの妖怪として話題になりました。
今回はその「アマビエ」を模した【アマビエお守り】がもらえるという企画です。

題して、「アマビエ風鈴フォト・コレクション」!
11月1日(日)~29日(日)までがキャンペーン期間です。

参加方法は下記の通り、3ステップのみ!
① 企画参加店で500円以上飲食あるいは買い物をする
② TwitterかInstagramにハッシュタグ「#西早稲田アマビエ」と付けて投稿する
③ 会計時に投稿した写真を店員に見せる
※企画参加店は店頭に「アマビエ風鈴」を飾り、告知ポスターを掲示しています。
※「アマビエお守り」は先着1500個限定です!無くなり次第終了となるため来店時に必ず店員にご確認ください。1人1回限りでお願いします。

投稿する写真は、店頭の風鈴でも店内の写真でも構いません。
期間は11月1日(日)から同月29日(日)まで。
「アマビエお守り」は無くなり次第終了となりますので、お早目にどうぞ。

 

「アマビエお守り」がもらえる本企画の背景について、西早稲田商店会加盟店「甘露」店主の向井直也さんにお話を伺いました。

 

Q.まず、企画タイトルにある「アマビエ風鈴」とは?
向井さん:今回のキャンペーン参加店の目印として、企画参加店の店頭に飾るものです。風鈴の清らかな音色で西早稲田の街を訪れる人の健康を祈るという趣旨で、特別に「アマビエ風鈴」をご用意しました。

 

Q.今回の「アマビエ風鈴フォト・コレクション」を始められたきっかけを教えてください。
向井さん:新型コロナウイルス感染拡大防止対策を受け、街から少し元気がなくなっているように思ったことがきっかけです。春先から始まった飲食店への営業自粛要請はもちろん、早稲田大学の授業オンライン化の影響も、大学の街である早稲田エリアのお店にとってはかなりの逆風でした。「西早稲田商店会」は、早稲田通りと明治通りが交差する馬場口交差点から、早稲田通りを東に子育て地蔵周辺までにあるお店の集まりです。高田馬場駅と早稲田駅をつなぐ早稲田通りのちょうど中心に位置するエリアであり、地域で暮らす人、学ぶ人、働く人でにぎわっています。それがコロナ以降、閉店するお店が何件か出ている上、いつもなら新しいお店が入るところがテナント募集のままになっている物件がいくつかあります。「これはいけない」と思い、商店会の皆さんと検討して、今回の企画を始めることにしました。
ちなみにこちらは新宿区の共同販促事業という枠組みを活用しています。

写真:商店会加盟店舗「わせだや」さん

Q.なぜ、「アマビエお守り」のプレゼント企画なのでしょうか?
向井さん:西早稲田商店会では、例年であれば子育て地蔵で『地蔵まつり』という音楽イベントや紙芝居などの催しを行っているのですが、今年は人の集まるイベントはできません。そこで、今回の企画「アマビエ風鈴フォト・コレクション」で三密を避けつつも個々のお店に来てもらえる機会をつくり、街に元気を取り戻したいと考えました。「西早稲田アマビエ」というハッシュタグを付けてSNSに投稿してもらうことにより、今は西早稲田の街から離れている人々にも街のすがたを届け、また来てもらいたいという思いで企画しました。
投稿していただいた写真は西早稲田商店会のホームページのイベント専用ページでご覧いただけます。

以上、「甘露」店主 向井さんのお話でした。
「アマビエ風鈴フォト・コレクション」は、西早稲田商店会の人々の街への想いがたくさん詰まった企画なんですね。

 

私自身この街に暮らして何年にもなりますが、今年は長い春休みが続いているような印象を受けています。

いつもなら行列のできる人気店に並ばず入れたり、学生でにぎわう定食屋で気づけばお客さんが自分だけだったり。

高田馬場駅前ロータリーで「紺碧の空」を歌う声は聞こえず、早稲田駅前の歩道で行きかう人と肩がぶつかることもありません。

早稲田通り沿いにたくさんできたタピオカ店の中には、「close」の札が店内の床に落ちたままになっている光景も目にしました。地元の不動産屋さんによると、今年新入学の学生の中には、部屋を借りたものの上京せず実家でオンライン授業を受けている人も多いということでした。

「この状況が続けば、早稲田・高田馬場の街はどうなってしまうのだろう?」この街に関わる誰しもがそんな不安を抱いていたのではないでしょうか。

Go to キャンペーンや早稲田大学の対面授業一部再開で少しずつ人が戻ってきているものの、まだコロナ以前のような元気は取り戻せていないという実感があります。

 

今は少し元気のない西早稲田の街。アマビエのパワーでコロナなんて撃退し、街に活気が戻りますように。街に関わる人がみんな元気になりますように。
そんな想いを込めた本企画。ぜひたくさんの方にご参加いただき、一緒に西早稲田の街を盛り上げていけたら嬉しいです!

次回以降、西早稲田商店会の企画参加店舗をご紹介していきます。
ぜひ、お楽しみに!

※今回の企画は新宿区の「商店会共同販促事業」という補助制度を活用しています。

西早稲田商店会のホームページはコチラ


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