薬膳喫茶の甘露で中国各省出身者のお国自慢大会が開催され、時節柄オンラインになりました。今回は山東省出身の2人の美女がゲストでした。
そもそも山東省の位置もよくわからず参加しましたが、葱省といわれるほど葱が有名で泰山や孔子のお墓があるなど初めて知ることばかりでした。久しぶりに焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)という言葉を耳にしました。
その流れで中国語レッスンへ
先生に続きの講義を受け、儒教〜書道〜の話題から80后以降の若者へ「好きな道を生きていいんだ」という国営放送の動画までみせていただきかなりイメージが変わりました。
私のブログも読んでくれていて(父が長い間携帯などいらないといっていた)、日本の高齢者より中国の高齢者のほうがスマホを使いこなし、1941年うまれのおじい様が現地の天気予報や花の写真など毎日WeChatで送ってくれるのをみせてくれました。
おじい様は中国語の発音表記の拼音(ピンイン)を学校教育で受けておらず文章は手書きから変換するそうです。文字は人民解放軍で習ったといいますからリアルな情報に驚きました。
語学レッスンというより外国の文化を学ぶ感覚で楽しい自粛生活が送れています。
事前にどんなことに興味があるかアンケートにこたえて私が興味のありそうなネタをつくってきてくれます。
とあるレッスンの時には、まさかの介護・漢方ネタをテキストにしてきてくれて驚きました。私のバックグラウンドを理解してくれていたのでした。
2+2プログラム(現地の大学2年+日本の大学2年で両方の学士を取得できる)で鹿児島の大学に編入した先生は早稲田大学の修士課程に進学し日本語教育を専攻したそうです。高齢者向けにスマホの使い方を教えるボランティアをされていたそうで、日本人の私より語学が堪能です。
傷寒論(しょうかんろん 漢方の教え)を無料で視聴できるYouTubeチャンネルや漢方の同仁堂を扱ったドラマなど紹介してくれました。
遼寧省(中国東北部 私の親戚も住んでいた)出身の先生は温泉や健康ランドがお好きだということですが南部出身の方は好まないといいます。広大な国土は気候も異なりますからね。
私がなんどか指摘している、中国で浴槽がない問題も自来水という水道水がきていなかったことでシャワーだけのおうちが多いそうです。
もともとの中国語の先生にはテキスト順に文法など習い、ときどき絵本の翻訳や私の知りたいことを教わっています。
甘露の先生は違う切り口でアプローチしてくれるのでいずれも楽しめればなと思います。正直、難しいおはなしよりコミュニケーションできれば自分が満足できるのを知っているので自粛生活にも張り合いがもてそうです。
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甘露中国語教室
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