新目白通りに面した交差点に、このお店ができたのは2014年のこと。

すっかり有名になったお店ですので、ご存知の方も多いことでしょう。
そう。こちらのパクチーバル。昼間はフクロウカフェ、夜はフクロウを眺めながらというかフクロウに見つめられながら、パクチーをふんだんに使ったお料理を楽しむことのできるお店です。
オープンから少しした時期に取材した記事がコチラ。
取材した当時に10羽ほどだったフクロウが日に日に増えているという噂、当時は週末だけのフクロウカフェが平日も営業するようになったなどの情報は随時チェックしていました。
そして夜に何度かトライするも、満席で入れないことが数度。
そうこうするうちにはや2年。高田馬場にはもう1軒、フクロウカフェができたりもしました。
もう1軒のフクロウカフェ「HOHO」の記事はコチラ。
そんなある日のこと、高田馬場で働く漫画原作者 猪原賽さんからこんなお誘いがありました。
猪原さん「こないだ久しぶりにパクチーバルへ行ったんですよ。そしたらフクロウだけでなくて、メニューがめちゃくちゃ増えてまして。それでメニュー増えましたねーって話しをしていたら『メニュー全品チャレンジ』に挑戦しませんか?なんてお誘いをいただきまして」
高田馬場新聞「ほぉほぉ(フクロウだけに)。なんだかオモシロそうですね!」
猪原さん「ということで、NewsACTと高田馬場新聞でコラボ企画やりませんか?」
そう。猪原さんは漫画の原作を書く傍ら、月間ウン十万PVをたたき出す人気ブログも書いておられます。
まぁざっと、高田馬場新聞のホニャララ倍のアクセスです。
そんな猪原さんからお誘いを受けたら、弱小メディアとしては2つ返事で「ご一緒させてください!」です。
あやうくウレションまでしちゃいそうなほどの勢いで、お供することにしました。
そしてイベント当日。
猪原さんが仕事をしているCASE Shinjukuのメンバーを中心に、総勢14名のパクチー星人(高田馬場新聞含む)がパクチーバルに集合しました。
お店に入ると、オーナーの野中さんが絶賛仕込み中。
野中さん「今日はパクチー2kgくらい使う予定で用意してます!」
にっ、2キロぉお!?
14人で割っても1人頭140gです。炊く前のコメ1合くらいありますよ、ってわかりづらいわ。
とにかくたくさん!

パクチーの花束と共に野中さん登場。
本気で我々をパクチー死にさせる気で来てる。
パクチーの向こうに光る目が本気です。ガチです。
生唾ごくりと飲み干したとこで、のどがカラカラなのに気づきます。
まずはビールで乾杯と行きましょう。
乾杯はもちろん、フクロウがデザインされた常陸野ネストのホワイトエールで。

全メニュー完食を誓って、乾杯!!
さぁ!どっからでもかかってこいっ。
そこへ早速1品目がドーン。

いきなり赤と緑の補色コンビネーションが、インパクト大のとりあわせ。
パクチーをいっぱい挟んだトマトのガーリックステーキ(800円)です。
お味は、、あっ………早速一品目からわたわたしてて食べ損ねたみたいです。。味が伝えられないごめん。
それとほぼ同じタイミングで出てきた2品目は、パクチーといろいろきのことぐつぐつアヒージョ(800円)にパン(+100円)。こっちは食べた。

出たまんまの写真だと中身が見えないので、食べ中の写真をどうぞ。

パクチーに隠れてこんな大きなキノコが。
キノコのおだしを吸い込んだオイルにパンをひたして食べれば最高。
しかしまだ2品目だ。淡々といきましょう。
3品目は、できたてあつあつ豆腐 パクチーと香味ザーサイの巣ごもり風(800円)
おぼろ豆腐みたいなものにザーサイがのっかってます。
ザーサイとパクチーが、控えめな豆腐のワキで存在感を主張し合います。

4品目はパクチーとセロリのさっぱり塩レモンサラダ(800円)。
名は体を表す系のメニューが多いパクチーバルでは比較的短めの料理名。
パクチーはクセがあるので、酸味とかはっきりとした味わいの料理との相性が良さそう。

ビールを2〜3杯飲んだので、お次はフクロウラベルの白ワインにしましょう。 
写真を撮って、飲んでってしてる間にも、料理はどんどん出てきます。
5品目はパクチーとトマトの麻婆豆腐(800円)
トマトの甘みと酸味がひきたつ味わいです。

そして6品目、パクチーと茄子ときのこのパクチー根入りグリーンカレー炒め(800円)です。
ちなみにいま気づいたけど、メニューはどれも800円ですね。
なので以降、価格書くのはやめにします。

グリーンカレーとパクチーは安定のコンビネーション。
7品目はぷりぷりエビとアボカドとパクチーを野菜いっぱいのガスパチョソースで。
ちなみにソースで、てとこまでが料理名ですので。

そういえばこれも食べた記憶が無い。みんな美味い美味いと食べてました。
続く8品目。あぶりマグロのパクチーまみれ。

この辺で皆、気づいてきます。どうにも見た感じが似てしまうことに。
パクチーをてんこ盛り使っているので、致し方ないのですが。
とにかく緑色の何かを食い続けている感じかな。
ここでワインを赤にチェンジ。

ひたすらパクチーメニューを作りまくる野中さん。

一人で14人分のパクチーメニューを作りまくる様子は、鬼気迫るものがあります。
そうこうしてますけどまだ全30品目以上のうち1/3も終わっておらず、そしてまぁまぁおなかは膨らんできましたよ。
この先どうなることやら。
9品目はパクチーと3つのお肉(ラム・牛・豚)のマッシュポテトのせグラタン。

ラムはパクチーによってその輝きを一層増しますよね。

たらたら説明してたらまだ10品目。
豚肉とキャベツとパクチーの餃子 パクチーとトマトソースのせ。

見た目はネパールのモモっぽいですね。
11品目。パクチーとカマンベールチーズのとろとろオムレツ。

あれ? 他の料理に比べてパクチー少なくない?

と、思わせといて、オムレツの中にパクチーがこんもりと。

おぉーーっという声が上がり、皆で写真撮影タイムが始まります。

12品目。やわらか鶏とパクチーのハニーレモン焼き。

酸味×パクチーの、必勝コンビネーション炸裂です。
さらに言えばハニー&レモンも、王道の組み合わせ。これが美味くないわけがないですって。

続いては、揚げてないヘルシーなチキン南蛮 パクチーとケッパーのタルタルソース。
あ、13品目です。

だいぶおなかも満たされてきたので、箸上げして写真撮る余裕も出てきました。
そして、今日帰れるんか?的な雰囲気が漂い始めています。

ケッパー美味い。
14品目はうなぎとパクチーのミルフィーユ仕立て。

まだ半分行ってないよ……
15品目。もち豚しゃぶしゃぶのパクチーロール。

パクチーの茎がいい仕事してますねぇ。
ここでなぜか、参加者のみなさんのファッションチェック。
気合い入れてフクロウの刺繍が入ったスウェットを着てきた方や

パクチーぽいピアスをしてきた方など。
皆さんそれぞれに、この日をとても楽しみにしてきたようです。

そろそろ箸も伸びにくくなっていますが、気合いを入れて食べ続けます。
なんせまだ半分ですから!!
16品目のパクチーと鶏コラーゲンのスープにつかったよだれ鷄(+200円でフォー入り)。

全メニュー制覇という使命を課せらた我々は、もちろんフォー入りで。

よだれ鷄といえば四川料理の真っ赤なものが本来の姿ではありますが、その名の由来はよだれが出るほどに美味しい鶏料理ということ。
ということは、こういう斜め上のアプローチもあってしかり。
フォーが入っているしスープがたっぷりなので、いわゆるフォーガーっぽく食べられます。
パクチーが進む一品です。
そろそろおなかも電車の時間もヤバイね、と皆がそわそわし始めたあたりで野中さん、破壊力高めのメニューを続々投入し始めます。
17品目、マジ激辛!!汁なしパクチー担々麺。
「マジ激辛!!」も料理名ですので。

野中さんが「本当に辛いので注意してくださいね」とわざわざ言うほどの辛さ。

激辛大好きな猪原さんも「これは辛い」と言ってたので、かなり辛めだと思います。
18品目にはパクチーとささみだけしか入っていない生春巻き。
コチラの写真、通常より多めの盛りになっています。他のメニューは通常のボリュームだそうです。

1個がデカイ!!
ここへきてこのボリュームはキツイ、と思いましたが、葉っぱが大半なので思いのほかさらりと食べられました。

まだ10品以上を残して、我々が限界気味なのを感じたのか、締めっぽいメニューが続きます。
あさりとパクチーのピリ辛そば。

箸上げをしたところで、ほぼパクチーなため見た目はあまり変わりませんが、いちおう19品目です。

続く20品目も麺料理の新メニュー。
パクチーとエビとしめじのトマトソースパスタ。

締めのパクチー麺波状攻撃で、あえなく撃沈。

われわれ「すみません。もう…ダメです…参りました」
野中さん「じゃぁデザートお出ししますか?」
ここでデザート、だと……はちきれそうなおなかに別腹は存在できるのでしょうか。
しかしこのデザートがまた極め付きだったのです。
出て来たのはメニューには載っていない、スペシャルデザート。

パクチーのレアチーズケーキ。

まさかのデザートにもパクチー!!
しかしこれが、すんごい合う。
チーズとパクチーって合うね。ワイン飲みたくなるよ。
事前に予約をしておくと作ってくれるそうですから、ぜひ一度お試しを。
野中さんとみんなでおつかれさまの乾杯。

いやぁ、1人でお店やってて大変ですね。
野中さん「お店始める前は、お客さんが少ないための想定はバッチリしてたんです。1日2〜3人しかお客さんが来なくてもやっていけるように計算したりして」

えぇ!でもオープン当初から混んでましたよね?
野中さん「そうなんです。なので、お待たせしまくってて。オーダーから40分くらい料理出せないとかあって。ありえないですよね。。最近はどうにかこうにか効率よくやれるようになりましたけど」

野中さん、勝利のビールを美味そうに飲んでます。
でも1人でやるスタイルは変えてないんですね。
当初の記事にも書きましたが、頑張る野中さんを暖かく見守るというお店のスタイルは変わっていないようです。
そしてみなさんおなかが満たされた後は、特別なはからいで心の癒しタイム。
フクロウとのふれあいです(通常、夜はふれあいはありません)。

ひゃっほい!

30〜40代、それなりの年齢の大人たち、フクロウの魅力にメロメロです。
この時ばかりは写真係だった自分を恨めしく思いましたよ。
オープン当初は10羽くらいだったのが、現在は30羽越え。

いろんな性格のフクロウがいるのですが、それぞれの性格を野中さんは把握していて「この子はこういうのが苦手です」などと説明をしながら皆の肩や頭に乗せてくれます。

店内はちょっとしたフォトセッション大会の様相。

頭に乗せたり

肩に乗ってもらったり

目が合った!

パクチーとフクロウ、野中さんが好きなものをハイブリッドにした、高田馬場の素敵すぎる場所。

残りのメニューはまた後日チャレンジすることを誓い、皆で記念撮影をしました。

パクチーが食べられない人はパクチー抜きもできますから、ぜひ一度行ってみてね。

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SHOP DATA
パクチーバル8889
住所 東京都豊島区高田3-14-23
電話番号 03-6912-9883
営業時間 パクチーバル :19:00〜24:00
フクロウカフェ:13:00〜17:00
定休日 火曜日(火曜日が祝日の場合は翌平日)
土曜営業 日曜営業 祝日営業 夜22時以降入店可