ある日高田馬場新聞のお問い合わせフォームからメールが届きました。
高田馬場新聞にはちょくちょく取材依頼などのお問い合わせがあります。
全てのお問い合わせにお応えしたいのはやまやまなのですが、別に仕事を持っていて兼業高田馬場新聞をやっている身としては仕事が忙しいとなかなか対応できないのが実情です(これまでお応えできなかった皆様、申し訳ありません)。
そんな矢先、仕事がちょっと落ち着いたタイミングで、しかもお問い合わせの主はこちら
そう。住友不動産新宿ガーデンタワー。高田馬場唯一のオフィスビルに入った会社からの問い合わせ。
普段は見られない景色が見られるじゃない?という欲目もあり、ほいほいと行って来ました。
お問い合わせの主は、そのビルのオフィスフロア最上階である22階、「鷺宮製作所」という会社の方でした。
案内された会議室の窓から見た景色、皆様にもおすそわけしましょう。
山手線・西武新宿線が小さ〜い。
天気が良いと、富士山も見えるそうですよ。
この日は残念ながら見えませんでしたけど。
高田馬場新聞「こんな景色の良い部屋に連れ込んで、高田馬場新聞に相談とはいったいなんなのですか!」
鷺宮製作所 今野さん「わたしたち鷺宮製作所は、名前の通りかつては中野区に本社があったのですが、3年前に高田馬場へ移転してきました。そしてこのたび都市対抗野球の全国大会に東京第一代表として出場することになりまして、この機会に新しい地元である高田馬場の皆さんにも見に来ていただこう!と思いまして」
写真左が今野さん、右が広報宣伝課の片山さんです。
高田馬場新聞「なるほど。社会人野球を見においでということですね。で、おいくら払うのですか?」
片山さん「もちろん、無料です!」
なんと。私を野球に連れってくれるんですね。東京ドームで野球を見られて、しかも無料だと。
東京ドームで野球を見ながら飲むビール、結構好きなんだよなー。
あ、入場は無料でもビールは有料ですよ。
Tシャツやタオルなどの観戦グッズももらえるようです(数に限りがあります)。
社会人野球、これまでの人生において接点を持ったことはありませんが、考えてみればメジャーで活躍した野茂英雄氏も、現在もテレビで活躍する古田敦也氏も社会人野球の出身。見ごたえありそうです。
こちらがトーナメント表。
鷺宮製作所は東京第一代表で、東京はJR東日本、NTT東日本、明治安田生命と4チームが出場するようです。
今野さん「それとですね。都市対抗野球ということで、都市ごとに地域色を出した応援合戦があるのです」
高田馬場新聞「応援、ですか」
今野さん「はい。各チームが地元にゆかりの演出で、イニングの間に応援を繰り広げます。それも都市対抗野球の魅力の一つでして。それで、ちょっとご相談が」
高田馬場新聞「ご相談? 高田馬場新聞に乗れることでしたら」
今野さん「地元にゆかりのある応援について、あれこれ調べていたところ『たかに太鼓』という人たちがいることを知りまして」
おーー!なるほど!!
たかに太鼓といえば、天祖神社のお神楽で毎年大トリを務める人気の和太鼓サークルです。
高田馬場新聞でも紹介しています。
そのご縁で、クラフトビールのイベントに高田馬場新聞プロデュースでブッキングをしたこともありました。
そういえばクラフトビールイベントの会場も、こちらのオフィスビルの下にあるイベントスペース「ベルサール高田馬場」でしたね。
あの太鼓の音色が東京ドームで聴けるだなんて!ということで、2つ返事で橋渡し役を快諾してしまったという次第。
しかし「たかに太鼓」の皆さんも、ふだんは別にお仕事を持っている有志の団体です。どうにかうまく日程などの調整がついて、東京ドームで活躍できると良いですね。
その辺り、詳細が決定したらまたご案内致します。
・・・と、ここまで書いておいてなんなのですが、後日確認をしたところやはり日程の調整がうまくつかなかったようで、残念ながら今回の応援での演奏は実現しなかったようです。次の機会に期待ですね。
第一試合は7月15日(月・祝)の午前10時から!
東京ドームにタダで入って野球が見られる(ビールは有料)なんてこと、滅多にありませんからこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
事前の申し込みなどは不要。当日東京ドームの「サギノミヤ受付」まで行けば、応援グッズをもらって東京ドームに入ることができます。
後は社会人野球(とビール ※お酒は二十歳になってから!)をたっぷり楽しむだけ。
地元の応援を受けてガンガン活躍した暁には、鷺宮製作所が高田馬場製作所に社名変更する日が来たりは…しませんね。