早稲田通りからBIGBOX手前を左折。
新宿方面へ歩くこと数分。
ちなみにこの通り、名前が無いんですよね。道案内するのに結構不便です。

それはともかく、その通りの右側、点字図書館南交差点角に日本児童教育専門学校はあります。

こちらの学校に、地域の親子にとっても嬉しい場所があると聞いて、おじゃましてきました。
それがこちら。

学校の7階に、月2回開かれる「子育てひろば」です。

おーー。ちびっ子がたくさん。
お絵描きをしているのかな?

ふむふむ。
この日(2015年6月22日)は七夕飾りを作る日だったようです。

ということは、みんなが書いているのはお願いごとを書いた短冊!

笹にしっかり結わえましょう。

ちなみにこの「子育てひろば」、毎月2回第2、第4月曜日の朝10時から12時まで開催されています。
祝日の都合で別の週になることもあります。

この取り組みは1982年に創立した本校が、地域に開かれた学校になることを目指して2008年から開催されているもの。
3歳までのお子さんとその親御さんであれば、誰でも無料で参加することができます。

あ、予約も不要です。

子どもたちにとっては安全でひろびろとした遊び場を、親御さんにとってはママ友とおしゃべりする時間を、そして学生には学んだことを実践する場があるというわけです。

これ超ナイスな取り組みですよ!

続々と、短冊が書き上がります。

美人さんになりたい とか

ごはんを早くたべられるようになりますように とか。

おっ。この子は自分で結わえようと頑張っています。

3歳までOKということは、もちろん赤ちゃんもOK。
大きなベビーベッドを独り占めです。

そうしていると、お姉さんでしょうか。
赤ちゃんの様子を見に来た子がいました。

 

短冊を書いたらフリータイム。
それぞれ思い思いに遊びまくります。

一日中遊んでるわけにいかなくなって早やウン十年。
全力で遊ぶ子どもたちがちょっと羨ましくなりました。

こちらではお兄さんがご本を読んでくれています。
たなばたのご本ですね。目が真剣!!

 

カメラ目線の男のコ。
「カッコ良く撮れよッ!」とか言ってるみたいですね。

うん。子どもたちも学生さんも真剣です。

お。全員集合して歌を歌うようです。
まずは「むすんでひらいて」。

こういった企画は、学生たちが考えて計画書を作成。
先生がそれをチェックして、実行となるそうです。

まさに授業の一環。

続いて紙芝居が始まりました。

かぶり付きで見てる子がいますね。

 

そして最後はピアノを弾いて、みんなで歌を。

「たなばたさま」をみんなで歌います。
お兄さん、ピアノをちょっととちってしまいました。

声を出したら水分補給タイム。
お茶をいただきます。

ピアノだってひけるもん!

お。子どもたちが遊びに夢中になっている隙に、お母さんたちが一人、また一人とどこかへ向かいます。
一体何が始まるのでしょう。

若干わが子が心配そうなお母さん方。

そう。この子育てひろばで一番人気なのが、この「ママカフェ」。
10〜20分くらいと短い時間なのですが、子どもたちは学生スタッフに任せてお母さんたちは別室でおしゃべりを楽しむ時間があるのです。
もちろん、学生たちだけで子どもを見るわけではなく、ベテランの先生方も一緒ですよ。

このちょっとした時間が、24時間365日のママ業をやる中では、ちょっとした癒しの時間になるのでしょう。

ほら。お姉さんやお兄さんに遊んでもらってとっても楽しそうです。

地域の学校が、その特性を活かして地域に貢献する、こういった取り組みはとても良いですね。
もっともっと知られて良い活動だと思います。

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SCHOOL DATA
日本児童教育専門学校
住所   東京都新宿区高田馬場1-32-15
電話番号 03-3207-5311
WEBサイトはコチラ


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