和バル処えんじ・店長の輝さん

西早稲田支局特派員えびすいがお伝えします。

 

西早稲田3丁目にある和バル処えんじ、お店に行くまでは断片的な情報をもとに、よなよな唎き酒師の店長指導の下、常連さん達が日本酒を口に含んだ時の香りを味わうため「ジュルジュル」と音を立てて吞んでいる、そんな風景を勝手にイメージしてました。

 

たしかに、店長のテルさんこと石川輝昌さんはかなり日本酒に関して研究されている風だし(実際、定期的に閉店後日本酒勉強会をされているとあとから聞きました)、常連さんもかなり日本酒好きな方達ではあるのですが、そこまで邪悪な感じではなかったです。

頻繁に入れ替わる日本酒銘柄があり、その一方で冷蔵庫で1年寝かせている銘柄がありでかなり気合いを入れてセレクトした日本酒ラインナップを楽しめるお店です。

先日伺ったとき、1年間寝かせておく予定だった日本酒をバイト君が10ヶ月目で間違って封を開けてしまい、テルさんが「やっちゃったんですよ〜」と笑いながらその寝かした日本酒を好みそうなお客さんに勧めていたりして、日本酒に詳しくないえびすいは日本酒も寝かせるんだと知った次第です。

和バル処えんじでは、日本酒はグラス一杯400円からと、この写真のように3種の利き酒セットを900円から楽しむことができます。
3種のセレクトは、日本酒詳しくないんで自分の好みもよくわからないんですっていう初心者向けから、こんな感じのでっていう頼み方まで、そのときにお店にある日本酒から飲む人の好みに応じてテルさんが毎度毎度吟味したものが注がれていきます。

和バル処えんじ・利き酒セット

 

和バル処えんじの1つめのセールスポイントである日本酒の話をここまで書いて、さて次は何を書こうと思案しています。

ほんとは話のポイントを絞ったほうが良いのでしょうが、そこは高田馬場新聞らしくたらたらと書いていこうと決心しました。

 

まずは店長のテルさんのことを語りたいと思います。

 

テルさんは元美容師さん、というか今でも月に何日かは美容師としてお客さんをとってらっしゃいます。
ずっとテルさんに髪を切ってもらいたい美容師時代のお客さんがいらっしゃって、お店の定休日に予約を取って対応しているんだとか。
写真は、帰省されたときに頼まれてカットしているところ。

 

西早稲田3丁目「和バル処えんじ」テルさん

美容師時代に日本酒にはまって、趣味が高じて友人が経営するもつ鍋の「もつ真路 高田馬場店」で働いた後、その友人が新しいお店をだすということで2014年8月から現在の和バル処えんじの店長としてお店を切り盛りしているのです。

 

そういう経緯だったら日本酒がメインで料理は普通かなと思うじゃないですか。
そうではないのです。

 

まずはこれ、「和牛 ごちそう肉豆腐」。

西早稲田3丁目「和バル処えんじ」和牛ごちそう肉豆腐

もつ鍋屋のもつ真路にて国産牛もつでとったスープを使った肉豆腐が、熱々に熱した石鍋ででてくるんです。
肉豆腐にするには贅沢かなと思うレベルの国産和牛を投入。
この肉豆腐が定番のおすすめメニューです。

 

西早稲田3丁目「和バル処えんじ」さばの塩焼き

そしてこれはさばの塩焼きです。ポイントは”あしらいもの”の大根おろしが鬼おろしなのです。
鬼おろしって意外と食べる機会がないのですが、あらためて食べると旨いんだねと気づかされます。
さばの塩焼きとの相性もあるんでしょうね。

 

 

西早稲田3丁目「和バル処えんじ」刺身の盛り合わせ

刺身の盛り合わせ。すいません、何切れかつまんだ後の写真です。
左手前、よく見かけるわさびおろしと違います。
刻みわさびっていうそうです。辛さと風味がいいから(わさびおろしではなく)こっちにしてるんです、っておっしゃってました。

 

総じて思うのは、カジュアルな日本酒バルなのに、あしらいものにまで一手間かけてるんだということ。

女性の髪を切っていた美容師さんだったからなのか、もともとのテルさんの人柄なのか、こういう気遣いはグッときます。

気遣いと言えば、商売している人のSNSアカウントって「我が我が」な投稿が多い中、テルさんのFacebookアカウントは自分のお店の投稿の他に、友人知人のお店の投稿のシェアも頻繁にしてらして、なんていい人なんだとそういうところもグッときます。

 

だからなのか先日はカウンター6席のうちたしか5席が女性客の瞬間があってすごいなあと思いました。
あ、夜が更けるにつれ、日本酒マニアなおにいさんやおじさんに切り替わるのですが。

 

最後に、お店の名前「えんじ」の由来を紹介します。

 

早稲田大学に関わりのある人だったら早稲田大学のスクールカラーじゃんってピンとくると思います。

 

ただ、そういうことは関係者以外知る人そんなにいないだろって思っていて、テルさんはじめ、早稲田大学にゆかりのある方々ではないのでまさかそこから名付けたとはぼくは思っていなかったのですよ。
たまたまそういう店名にしたんだと。

 

あらためて由来を聞いたら、「この街で店を始めるんだからなにかこの街にゆかりのある名前にしようよ、やっぱ近所の早稲田大学の学生や教職員や卒業生なんかが多いんだから早稲田大学のスクールカラー『えんじ』にしよう」ということなんですって。

 

そこでまた、グッときました。

 

西早稲田3丁目「和バル処えんじ」

以上、西早稲田支局特派員えびすいがお伝えしました。

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SHOP DATA
和バル処えんじ
住所   東京都新宿区西早稲田3-21-3 ZF1ビル B1F
電話番号 03-5155-3397
営業時間 17:00-25:00
※月曜日のみ24:00まで
定休日  火曜日


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