料理はボリューム重視のお店。
天然素材や産地にこだわったお店。
女の子がお尻をプリプリさせているお店。
ママの年齢が分からないお店。
と最後のはちょっと違うけどお店によってこだわりは色々あるものでして…。
高田馬場にも少し変わったこだわりのお店を見つけました。
「バル014馬場ワイン食堂」
髙田馬場早稲田口を降りて早稲田通りを明治通り方面へ。通り沿い右手に戸塚第二小学校が見えてきます。手前の脇道を右へ曲がると直ぐのところにお店はあります。お店の真ん前は戸塚第二幼稚園です。
さて、そのこだわりとは「R-指定」。
お酒を出すから20歳未満は当然NGなのですが、こちらの場合は「男性R23学生お断り」となっている。
気になりますよね?
だってここは高田馬場ですよ。この学生の街にあって学生さんお断りってね。
学生さんって飲み屋でワイワイワイワイはしゃいでうるさいから?
だって学生さんなんだからしょうがないじゃない。
いい歳のサラリーマンが「部長!飲まさせていただきまーす!」的にドンチャン騒ぎしている方が僕はイヤだけどね。
それとも「俺、ポテトフライで一生飲めるわ!」的に味は二の次で、安く飲めれば何でもいい!みたいな学生がいやだから?
だって学生さんなんだからしょうがないじゃない。
学生なんてお金持ってないんだから、ボリューム重視の肴で飲むしかないんだから。ここは餃子が安いからって餃子縛りでずっと飲んでるサラリーマンの方が何か変な気がするけどね。
(えっ、そんな人いるの?)
と言うことでしてね、お店のオーナーの大石さんに聞いてみました。
※お気付きの方もいらっしゃると思いますが、「大石→おおいし→014」という訳でして、
細かなところでブランディングもされています。
はい!オーナーの大石さんです
大石さん:このお店は大人のためのお店にしたかったんです。だからコンセプトが「大人の時間」当店に来ていただいたお客様に、ゆっくりとお酒や食事や会話を楽しんでいただきたいと思いまして。
そう思って「男性R23学生お断り」にしています。
髙田馬場新聞:うんうん!大事大事!そんなお店!僕も髙田馬場で飲むとき、そういったお店を自然とチェックしているし、選んでいる気がします。素敵!大石さん!
と、完全にワイワイガヤガヤ飲んでいるサラリーマンが嫌いなだけの、しかも「男性23学生お断り」と聞いてそこからの想像力が乏しい自分に自分でビックリしているところです。
ん~、ビールでも飲むことにします。(真昼間ですが!)
お昼のビールって美味しいですよね?
あれ?では女子学生はどうなるの?男性だけ?
大石さん:いえ、女性でも明らかに学生と分かる方へは入店をお断りさせていただいています。
髙田馬場新聞:(え?もったいない…。ん?)なるほどですね!
※僕なら「ウケるー!(ワイワイガヤガヤの女子大生3人)」がお店に来たら「お待ちしておりました!」いや「お席ご準備しておきました!」とこうなるからね(笑)どうしようもないね僕は(笑)
さて、こだわりはお店のスタイルだけでは無いようですよ。
ここ「バル014馬場ワイン食堂」は肉にこだわった料理が盛りだくさんでしたよ。
白レバーのコンフィ
お料理に合うお酒も充実してますよ。
こちらは鶏のホロホロコンフィ
コンフィの次はこちら。
山形牛 ランプ肉のグリルです
仔羊の瞬間スモーク
うーん、よだれ出そう!
そして!
スーパー肉盛り700g
まだまだご紹介した料理は沢山ありましたが、一気にメニュー表でどうぞ!
さて、モダンスパニッシュと聞いて元和食の職人だった僕は、飲みに行くのはほぼほぼ居酒屋か焼き鳥屋か寿司屋の僕は、正直「何?その何とかスパニッシュ?」って感じになりながらも「へぇ~っ!」って答えたのです。
知ったかぶりして!
スパニッシュ料理というと大体パエリアくらいしか思い浮かばいのに!
でもこのモダンスパニッシュ、要するに新しいタイプのスペイン料理なんだけど、スペインとフランスにまたがるカタリューナ地方から生まれた料理で、様々な料理の種類やその美味しさから注目されているみたいです。「バル014馬場ワイン食堂」はその中でも肉料理が中心だけど、パスタやパエリアもありましたよ。
と少しは勉強してみました(笑)
そうそう、勉強と言えば、先ほどから自分のこだわりをしっかり持っている大石さん。
彼はとても勉強家なのです。もっと言うと、真面目な勉強家なのです。
モダンスパニッシュの料理はもちろん、今までにフレンチ、イタリアンと経験を積んでソムリエの資格まで持っている。僕は和食を8年もやってきて調理師免許も持っていないのにね…。
それでいて大石さん、今度は日本酒検定を受験するとのことで今現在猛勉強中みたいです。
お店は大石さんと店長の松岡さんの二人がメインでやられてます。そしてこの松岡さん、彼は料理から接客までオールラウンドOKよ!って人で何とも頼もしい。彼もソムリエを目指して勉強中とのことでした。みんな目標を決めて頑張っていてしっかりしているなぁと思いましたね。
お店は年中無休。
えっ、そしたらいつ勉強するの?寝る時間ないでしょ~が~!。
いくら勉強熱心だからって、人は寝なかったら早死にするって水木しげるさんも言っていたみたいだから、睡眠は大事ですよ!
と心配していたら、
大石さん:アルバイトさんがいるので、お店は無休でも僕らは交代で休むようにしています。
髙田馬場新聞:良かった~!そんなこと言って休みの時も勉強ばっかりしているんでしょう?ホレホレ~ツンツン的に聞いてみると…。
大石さん:そうなんです。とにかくいつも時間がないですからね(笑)
マジメか!
いや、俺が不真面目か!
はぁ~!見習わないといかんなぁ~って素直に思いましたよ。
髙田馬場新聞:僕もソムリエにチャレンジしようかな~?
大石さん:すごい情報量ですよ。勉強するの大変ですよ。
ん~、軽すぎる…僕の質問が軽すぎる…。
大石さんとは、お店で会うこともあるけど、たまに高田馬場の飲み屋さんで偶然ばったりって事もありまして。
髙田馬場新聞:あっ、大石さん!野菜の写真が欲しいです。何か野菜の盛り合わせってできますか?ほら、お肉ばかりじゃあれですから。
と、早速作ってくれている大石さん
野菜をさっとボイルして盛りつけてくれました。
色鮮やかで綺麗ですね。
お店に来るときには、是非予約して来てくださいね。
サービス満点の「バル014馬場ワイン食堂」では所どころにちょっとしたサプライズが準備されていてお店にいて楽しい気分になれますよ。
お店もスタイリッシュな感じです。
でも何となく手作り的な温かみもあって。
こんなモノもあったりして。いや、こんなこともしたりして(笑)
これが何かは分かりません(笑)
さて、そろそろ今回のご報告を終わりにしようと思っています。
飲食店って名物や料理の特徴がフォーカスされる場合が多いですよね。※僕もしているけどね
でも、お店の特徴は中にいるスタッフ一人一人によって大きく変わってくるのだと思います。
この人すごいなぁ~って思う事が一つある。これが魅力になってお客さんや人を引き付けて行くのでしょうね。
全部が全部「人が全て」とは言いませんが、こうやって取材していると、本当に「人」が大事なんだなって感じます。
大石さん、日本酒検定頑張ってくださいね。松岡さんもソムリエ試験頑張ってください。
男性R23学生お断りの「バル014馬場ワイン食堂 」
俺43歳で良かった(笑)
ご報告!
7月からランチの内容が変更になるようです。
※ランチだけカレーのお店に大変身!と言う事で、期間限定!数量限定!のプレミアムカレーランチのご報告は後日、いや近々に皆さまへお届けしたいと思います。
ではこの辺で、この度は取材にご協力いただき誠にありがとうございました。
高田馬場新聞 記者 三瀬達也
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SHOP DATA
バル104 馬場ワイン食堂
住所 東京都新宿区高田馬場1-27-1 ファインテックビル 1F
電話番号 03-6205-6517
営業時間
【月~金】ランチ:11:30~15:00
ディナー:17:00~27:00
【土日祝日】ディナー:15:00~27:00
(フードラストオーダー26:00)
(ドリンクラストオーダー26:30)
フードラストオーダー時お客様がいらっしゃらない場合クローズさせていただきます。26時以降のご来店はご一報して頂けると確実です。
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
Twitter :https://twitter.com/bar014baba