行ってきました!染の小道。
2016年2月26日(金)27日(土)28日(日)の3日間に渡って中井周辺で開催された、「染めものの街」を中井の街全体で体感するイベントです。
8回目を迎えた今年は、3日間ともに晴天。
過去最高の約16,000人の方が足を運んでくださったそうです。
とはいえ高田馬場新聞も、実は初訪問。
染めものの取材を重ねているうちに、お誘いがかかるというなんとも嬉しいご縁で、厳密には高田馬場ネタではないのですが、ご近所さんつながりということで、取材に行ってまいりました。
高田馬場から西武新宿線で2駅。
中井の駅を降りてすぐのところに妙正寺川が流れ、その川面に延々と反物がかかっています。
そう。中井周辺は神田川でなく、妙正寺川なのです。
ちなみに妙正寺川と神田川が合流するところを、落ち合うということで落合と名付けられたのだとか。
川の下流には西武線。
なんとも風情のあるたたずまいです。
この日は風が強く、風にたなびく様子をたくさんのカメラマンが写真におさめておられました。
と、写真を撮りながら歩いていたら三遊亭金朝師匠とバッタリ!
師匠には2014年に高田馬場新聞月間で落語会をお願いしていただいて以来のご縁。
こうやってご近所さんが増えていくのが、高田馬場新聞をやってて楽しいことの一つなんです。
あとはねこまちアートフェスなる企画があったりと、とにかく街歩きが楽しい。
そして川のギャラリーと双璧をなす見所が、商店の軒先にのれんを吊るす、道のギャラリー。
スーパの軒先から肉屋の軒先、
居酒屋さんは雑貨店のたたずまいに。
林芙美子記念館にも飾ってありました。
街全体でイベントに取り組んでいます。
正直なところ「まちぐるみ」って耳ざわりは良い言葉ですが、実際にやろうとするとなかなか難しいんですよね。
それをやりきってるのが、すぐ隣町にあるっていうことが、とても嬉しかった。
こちらは千人染めという、参加者全員で型染をするというもの。
染められた反物は来年に川のギャラリーにかかげられるようです。
高田馬場はボタンの型を選択。
きれいに染まりました。
街には和装の人たちがたくさんいました。
赤ちゃんも。
そうやってあちらこちらをねり歩いていると、我れらが高田馬場の茶道会館は北見先生を発見!
中学校の同級生たちと「いづみ庵」として出店したそうです。
左から早稲田のバーNEW SCHOOLのマスター、スーパーIZUMIの店主、北見さんです。
女の子が「やりたい!」と言ったので、お母さんのためにお茶を点てることに。
サマになったかな。
お母さんがとても嬉しそうでした。
高田馬場地域でも、2013年より染色体験のイベントが夏に開催されていますが、こちらのイベントのように年々大きくしていけるように時間をかけて育てていければいいな、と思います。