以前取材で訪れた「ミャンマー留学生支援協会」の西垣内(にしがいと)さんからある日メールが届きました。

西垣内さん
「ミャンマー料理を食べる会をやるので、来ませんか?」

基本的に頂くお誘いは断らない主義の高田馬場新聞。
こんな楽しそうな集い、行かない手はないでしょう!
ということで早速行ってきました。4月も終わり間近の土曜日の夜。

会場は最近オープンしたばかりの「ミンガラバー駅前店」。
確か以前はネパール系のカレー屋さんだった記憶があるところ。
ちなみにミンガラバーとはミャンマー語で「こんにちは」。
覚えておくと良いですね。

さて中へ入っていきましょう。

おー。いっぱいいますね!

西垣内さん
「あ、高田馬場新聞さん、来ましたね!」

ピンぼけ写真しかなくてスミマセン。

西垣内さん
「ガンガン取材してってくださいね!今日は生徒さんと先生が中心のメンバーです」

高田馬場新聞
「はい〜〜」

みなさん食事と会話を楽しんでおられます。

ではまずはどこからおじゃましようかな。
と、ついついお酒の気配がするテーブルへと吸い寄せられてしまいます。

高田馬場新聞
「おじゃましまっす!」

チューレ先生
「どうぞどうぞ」

高田馬場新聞
「みなさんは生徒さんですか?」

アサミさん
「私が生徒です。正面に座っているのが私の主人です」

あ、先ほど焼酎をついでおられたハンサムさんですね。

高田馬場新聞
「どうしてミャンマー語を学ぼうと?」

アサミさん
「実は国際協力関係の仕事をしていまして。
 5月中旬にヤンゴンへ赴任する予定なんですよ」

高田馬場新聞
「え?もうすぐじゃないですか!では、ご主人とは別々に?」

アサミさん
「そうなんですよ〜。
ところで先生、ミャンマーでは女の人はお酒飲まないってホント??」

チューレ先生
「そうですね。禁止されているわけではないけど、飲む人はいませんね」

アサミさん
「え〜〜〜。どうしよ。困るなぁ。
あ、あとあと、車を買いたい場合はどうすれば???」

チューレ先生
「え〜とそれはですね」

怒濤の情報収集タイムが始まりましたので、別の方にもお話を聞きましょう。

高田馬場新聞
「ミャンマー語はどうして始められたのですか?」

ハジメさん
「ミャンマーに彼女がいまして」

高田馬場新聞

「ずばり、ラヴですね!」

ハジメさん
「えぇ。ミャンマーへ旅行に行った時に、宿代を浮かせようと思って、
知り合いの実家に泊めてもらったんです。
そしたらその家の遠縁にあたる女の子が遊びに来ていて、それで」

高田馬場新聞

「おぉ!ずばり、ピュア・ラヴですね!」

ハジメさん
「ふふ」

高田馬場新聞

「そのナイススマイルでハートを射止めちゃったのですね」

ハジメさん
「ふふ」

高田馬場新聞
「連絡はどうしているのですか?」

ハジメさん
「通信環境が安定しないのですが、一応毎日チャットで話してますよ」

高田馬場新聞
「では、ミャンマーへはよく行かれているのですか?」

ハジメさん
「会社勤めなのでそうそうはいけなくて。年に1〜2回くらいですね」

高田馬場新聞

「会えない時間が愛育てる的な、例のアレですね」

ハジメさん
「そうなるのかなぁ。ふふ。ちなみに僕の担任のカッカ先生、日本人の彼氏ができたらしいですよ!
カッカ先生〜〜」

今時女子なカッカ先生が彼氏と一緒にこちらへやってきてくれました。

カッカ先生
「はーい。こちらが私の彼です〜。
アサミさん、旦那さんカッコいいね〜。
ひとりミャンマー行ったら寂しいね〜。
ハジメさん、彼女と連絡してますか〜?」

カッカ先生、おしゃべりが大好きな様子。
きっと授業も楽しいでしょうね。

二人は共通の知人の紹介で知り合ったのだとか。
初々しい感じがなんとも微笑ましい二人。

さらには彼氏から「あちらのテーブルにもミャンマーと遠恋している人がいましたよ」と
タレコミまでいただいちゃいました。

おいおい。ラヴだらけかよ(笑)

高田馬場新聞
「こんばんは!聞きましたよ〜〜ひゅーひゅー」

完全に野次馬モードな高田馬場新聞。

高田馬場新聞
「ミャンマーに彼女がいらっしゃるとか?」

タツヤさん
「はい。知り合ったのはもう数年前で、付き合ってからはまだ1年くらいですね」

高田馬場新聞
「やっぱりチャットとかそういう感じで連絡を?」

タツヤさん
「今でこそそうですが、通信環境が整って携帯電話が普及したのもホントここ最近のことなので。
で、手紙を出そうにも、郵便なんかが整備されていないから絶対届かないんですね」

高田馬場新聞
「え? じゃぁどうやって連絡を???」

タツヤさん
「ミャンマーに行く人がいると、手紙を託して届けてもらうんです」

え!

高田馬場新聞
「じゃぁ手紙が届いて返事が来るのにめっちゃ時間かかりますよね?」

タツヤさん
「そういうことになりますね」

なんか、ピュアにも程がありますぞ!!!!

もうね。
今「海外に彼女」とか見て、イ・ケ・ナ・イ想像とかしちゃったあなた!
この記事読んでちょっと浄化されといた方が良いですよ。

それくらいピュアが詰まっていますよ。
ピュア浄化槽ですよ。

あ〜。なんかクラクラしてきた

ピュアすぎて(笑)。

思いがけずラヴ三連発にあてられた高田馬場新聞。
続いてお隣で話しておられる二人の方へ。

高田馬場新聞
「こんばんは〜。お二人もラヴ的なあれで??」

リツコさん(左)
「いえいえ。まぁそうと言えばそうですが、私は主人がミャンマー人でして。
日本語で会話はオッケーなんですが、せっかくなら話せるようになりたいと思いまして」

ちょっとホッ。

リンさん
「私はベトナム人なのですが、日本語学校の学生課で働いています」

高田馬場新聞
「え。ベトナムの方が、日本で、ミャンマー語?」

リンさん
「日本語学校へミャンマーからの留学生が入ってくるので、それで。
あとはベトナムでやってる輸出のビジネスをミャンマーにも拡大しようと思ってまして」

高田馬場新聞
「おぉ。ビジネスもやってるんですね」

リンさん
「えぇ。ベトナムでは母が中心になってやっています」

うーん。ラヴにせよ、ビジネスにせよ、皆さんのバイタリティが凄いし、
総じてモチベーションが高いのが伝わってきますね。

お、すこし年齢が他より高めの方もいらっしゃいますね。

ナカガワさん
「私はミャンマーの郵政事業の整備を手伝うために行くことになりましてね。
始めは短期出張ベースで、徐々に期間も延びていくことになりそうです」

そうか。さっきの手紙の話にあったように、物流インフラもまだ未整備なのですね。
私たちが当たり前のように享受しているサービスが、実はそうでないということに気づかされます。

こんな感じで高田馬場で繰り広げられる街角国際交流。
興味を持ったあなたはまず、ミャンマー留学生支援協会をチェックしてみてください。
ミャンマー留学生支援協会のfacebookページはコチラ

あ、もちろんミャンマー料理もおいしかったです!
さくっと紹介しておきますね。

ラペトゥ(お茶のサラダ)。
ミャンマー料理と言えばコレという人気の一品。

ガーモウンジョー(魚の揚げせんべい)。

トーフジョー(ひよこ豆の揚げ豆腐)。
ひよこ豆を使った料理はけっこう多いようです。

ガズンユエジョー(空心菜炒め)。
これは中華料理やタイ料理でもおなじみの感じです。

チェッターチャージャンジョー(鳥焼きビーフン)。
これ、この日一番人気でした!

チェッターアルーヒン(鳥とジャガイモのカレー)。
タイ料理と違って煮込み系の料理が多い印象ですね。

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SCHOOL DATA
高田馬場ミャンマー語教室
住所 東京都新宿区高田馬場1-31-8 高田馬場ダイカンプラザ503
株式会社エムズコンサルタンツ 
ミャンマーコネクタ事業部
電話番号 03-6233-9852
レッスンの詳細はコチラ
ホームページ http://ミャンマー語.jp/


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