ラーメンの取材はそんなにしない、って書いた尻から連続でのラーメン屋さんです。
はい。言行不一致、朝令暮改(笑)がモットーの高田馬場新聞です。
名古屋ではどうやら「台湾まぜそば」なるものが流行っているらしいじゃないですか。
「台湾ラーメン」なら知ってるけど、まぜそば????
まぁとにかくその名古屋発「台湾まぜそば」のお店ができたと言うので行ってきましたよ。
高田馬場駅から早稲田通りを早稲田方面へ。
明治通りを超え、数多のラーメンからの誘惑を乗り越えた勇者だけがたどり着ける場所。
そこに「まぜそば しるし」は、ありました。
あ、ここって前もラーメン屋さんが入っていた場所ですね。
たしか「不知火」があったはず。
さぁ中へ入ってみましょう。
おっ。石のテーブルでモダンな内装。
そして店長の鈴木さんが、ぎこちない笑顔でお出迎えです。
鈴木店長
「えー。笑ってって言われると、、笑えないよ。へへ」
高田馬場新聞
「早速ですが、台湾まぜそばってどんなラーメンなんですか?」
鈴木店長
「台湾ラーメンは知ってますか?」
高田馬場新聞
「名古屋のラーメンですよね。辛いひき肉がのっかった」
鈴木店長
「そうです。それのまぜそばバージョンですね」
ここで補足しておくと、まぜそばは一般に油そばと言われる汁なし麺から派生したメニュー。
油そばが比較的シンプルな具を使うのに対し、トッピングが多彩なのが特長です。
高田馬場にも油そばのお店は結構あります。
ちなみに以前ご紹介した千代作のロッキンガレッジが、まさにこのまぜそばです。
百聞は一見に如かず。
とにかく作ってもらうとしましょう。
鈴木店長
「実はこの店を一緒に立ち上げた男がいまして。
名古屋へ出張に行った時に食べた台湾まぜそばに惚れ込んだんです。
もう、一時はそいつのfacebook、まぜそば一色でしたよ(笑)」
鈴木店長
「それでそいつ、こんなに美味いなら東京でやろう!って言い出して、
本業とは全ッ然関係ないんですけど、この店始めることになって。
当時ラーメン屋を始めようと修行してた僕が呼ばれたんです。
何度も試行錯誤して、なんだかんだで目指す味に到達するまでに1年半くらいかかりました」
高田馬場
「つまり、大きな声では言えませんが、1年半かけてパクったってことですね」
鈴木店長
高田馬場
「でもそんなに時間をかけるってことは、よっぽど惚れ込んだんですね」
鈴木店長
「そうですね。それは間違いないです」
こちらが定番の卵黄台湾まぜそば(800円)。
麺の量は並(150g)、中(200g)、大(300g/+100円)から選べます。
卵黄が乗ってるのが台湾まぜそばの定番で、温玉はしるしのオリジナルです。
わぁ。まず見た目の訴求力が高いですね。
女子力的な、なんというかとってもフォトジェニックです。
ひき肉、卵黄、ニラ、ネギ、メンマ、のりに魚粉と唐辛子が乗っています。
ではテーブルに置いてある食べ方講座にのっとって食べましょう。
おぉ。うまい。
全粒粉の太麺がタレとがっぷり四つに絡み合います。
そこへひき肉がさらに活力をプラス。唐辛子の辛味がパンチを効かせます。
では次に、卓上のこんぶ酢とニンニクをすこーし入れて
まぜまぜ、ずるり。ずるり。
個人的にはニンニク入れるのを相当おすすめです。
というか、ニンニク入れても良い日にこそ、行ってほしい。
じゃぁ最後にこの「無料の追い飯」とやらをいただこうかな。
鈴木店長
「あ、じゃぁせっかくなんで、こちら食べてくださいよ」
新メニューの台湾まぜめし(700円)
鈴木店長
「追い飯って、麺を食べた後の汁に、ごはんを少し入れて食べるんですね。
それがあまりに評判が良いので、じゃぁいっそ麺をごはんにかえちゃえと。
先日できたばかりの新メニューです」
これまたいいですね。
他にもいろいろトッピングがあるようです。
チーズのほか、あおさ、大葉、納豆、根菜チップなどいろいろあります。
チーズ台湾まぜそば(900円)
とろまぜ(900円)
うぉっ!とろろですか!
こんな素敵なの食べたらまさに
じゃないですか!
あ、またも前のめりました。ゴメン(笑)。
ちなみにこの台湾と付いていない「まぜそば」の方は辛くないメニュー。
ニラを水菜に、ひき肉を刻みチャーシューに変えています。
ブランニュー名古屋メシ「台湾まぜそば」。
ラーメン激戦区の高田馬場で、ぜひ勝ち抜いてほしいお店です。
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SHOP DATA
まぜそば しるし
住所 東京都新宿区西早稲田3-19-1
電話番号 03-6233-9404
営業時間 11:30~15:30 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日 なし
土曜営業 日曜営業 祝日営業 ランチ営業