これからの新しい働き場、そしてコミュニティスペースでもあるコワーキングスペース。
そんな我が街高田馬場のコワーキングスペース「CASE Shinjuku」で、また何やら楽しいことが行われるとの噂が飛び込んで参りました。
様子を見守っていると、テーブル席の一画を陣取って、5人の男性がボードゲームを始めました。
六角形のマスが並べられ、その上に数字の書いたカード、そしてなにやら駒が置かれています。
「カタンの開拓者たち」という名のボードゲームのようです。
こちらはCASE Shinjukuメンバーのたまやさん。
聞けばこの「カタンの開拓者たち」、ドイツで生まれた大ヒットボードゲームらしいじゃないですか。
たまやさん「え?高田馬場新聞さん、カタン知らないんですか?……それかなりヤヴァイですね」
高田馬場新聞「あ、、はい。負けて悔しいことには手を出さないタイプでして」
たまやさん「……では教えて差し上げましょう。カタンはかのモノポリーに次いで世界で2番目に売れているほどの大人気ゲームです」
高田馬場新聞「あ、なんかすごいんですね(よく分かっていない)」
たまやさん「うぅむ。よくわかっていないでしょう。ではこれならわかるでしょう。
俄然そのスゴさが伝わってきました。
高田馬場新聞「で、たまやさんはカタンがお好きなんですね?それでお友だちをCASEに招いてこの会を開催されたと」
たまやさん「え?高田馬場新聞さん、知らないんですか?」
たまやさん「高田馬場にある会社が、日本の販売元なんですよ」
とは言えついさっきまで、カタンそのものを知らなかったわけですが。。
なるほど。それでこの高田馬場でカタンに興じているというわけですね。
たまやさん「まぁ僕もこちらのハオロンさんに引き込まれて、カタンにはまった一人なんですが」
高田馬場新聞「ハオロンさん? どこか海外の方ですか?」
ハオロンさん「いえ。バリバリの日本人です。ハオロンというのはまぁ芸名みたいなもので」
ハオロンさん、かつてワゴンに乗って世界を旅しながら恋したりなにしたりするテレビ番組に出ておられたかたなのだとか。
現在ではカタンの伝道師として、皆にその楽しさを広めているそうです。
ハオロンさん「今日はたまやさんにお願いして、販売元であるジーピーさんにもお声をかけてこの会を開催してもらいました。」
こちらがジーピーの社員、大橋さん。
こちらは小舘さん。
そしてたまやさんのお仕事仲間である岡田さん。
計5人のオトコ達が熱い闘いを静かに繰り広げます。
カタンの開拓者たちは、六角形(=土地)を組み合わせてできる無人島「カタン島」がその舞台。
カタン島の土地からは木材、年度、麦、鉄、羊毛といった資源が産出し、開拓者=プレーヤーたちはその資源を使って道、家、街を建設して行くというゲームです。
開拓の進捗度が点数化されて、その点数で競います。
「カタンの醍醐味は、プレーヤー同士が交渉して資源を交換できるところだね」
おや? 知らぬ間にご年配の男性が席に座っておられます。
どうやらこちらが、ジーピーの米川社長。
日本のゲーム界を支える重鎮です。
高田馬場新聞「高田馬場に会社があるのですね」
米川社長「最寄り駅は下落合なんだけどね。まぁほぼ高田馬場ですな」
米川社長は面白いゲームを探して世界中を飛び回る毎日を送っておられるのだとか。
米川社長「昨年はカタンの世界大会が本国ドイツのベルリンで開かれてね。日本の予選を勝ち抜いたプレーヤーを連れてベルリンに行きましたよ。いやーメシがまずかった!」
なんだかガハハな素敵キャラです。
米川社長「ちなみに今年の日本大会ファイナルは、高田馬場のサンルートで開催しますよ」
おぉ。高田馬場をカタンで盛り上げちゃおうってわけですね!
米川社長「お、小舘くん、調子はどうだい? ジーピー社員の意地を見せてくれよ」
小舘さん「あっ。ハイ! ここはズバリ……これで!」
小舘さん、ここでナンと先輩の大橋さんをサポートする一手を打ちます。
しかし小舘さんのサポートもむなしく、岡田さんが勝利。
ゲームの後には皆で記念撮影をしました。
あれ?なんですか?そのトロフィー?
米川社長「CASE Shinjukuでカタン広めてもらうのに、トロフィー作って進呈したんだよ」
ホントだ。
米川社長によれば、2015年10月頃にCASE Shinjukuでカタンの大会を開催する計画があるのだとか。
高田馬場がカタンで熱くなる、また新しい街の魅力が生まれそうです。
イベントの詳細が決まったら、高田馬場新聞でもお知らせ致します。
カタンの開拓者についてはコチラから。