2月の半ば、真冬の寒い空気に包まれるここ高田馬場に、ひんやりとしたニュースが飛び込んできました。

 

その舞台はここ、高田馬場新聞でもおなじみ東京富士大学です。

さかえ通りを抜けて川を渡ったところにこんな看板が出ていました。

Darcy’sの店舗とあります。

その看板に従って、ぐるっと5号館の入り口へ回り込むとそこには報道陣がいっぱい。
高田馬場にこれほど報道陣が集まったのは、いつ以来のことでしょうか。

なぜこんなことになっているかと言いますと、この寒い日に東京富士大学の5号館に「Darcy’s」というアイスクリーム店がオープンしたのです。
Rが入っていますがダーシーズではなく、ダシーズと読むそうです。

 

で、このアイスクリーム店がただのアイスクリーム店ではなくて

柔道のロンドン五輪金メダリスト、松本薫さんが働いているからなんです。

2019年2月12日(火)の12時にオープン。
オープン前の11時から松本さんが取材対応をしてくれるという情報を得て、たくさんの報道陣に混じって高田馬場新聞も行ってまいりました。

松本さんの前にはマイクがずらり。新聞とかいいながらこういう場に来ることのない高田馬場新聞も、なぜかテンションが上がってきます。

 

報道陣からの質問に答える松本さん。
大きな声では言えませんが、内容のある質問は数えるほどしかなく、松本さんの選手時代の愛称「野獣」に絡めた質問ばかりでした。
「野獣の次のキャッチフレーズは?」とか。ちょっとびっくりしました。

取材後の写真撮影タイムも「目線こちらで!野獣の感じでお願いします!!」とか。
なんていうかつまり、そんな感じ。

まぁ、それでもちゃんとキマってるので、それはそれでいいんかな。

 

取材は20分ほどで終了。
そのあと12時からの販売開始まで、近隣に新しい店がないかをチェックしたりしつつ時間をつぶして戻って来ました。

高田馬場新聞の整理券は38番。

 

戻ったら、報道陣と購入の列に並ぶ人たちでさらに混雑。
報道陣は報道陣の整理券みたいなのがあるらしく、順番に取材に入っていたのですが、どうやら高田馬場新聞は購入者の整理券をもらっていたようなので、購入の列に並びました。食べるつもりで来たから構いません。

しかしこれがまた、列の進むのが遅い遅い。
アイス買うだけなのに38番目で中に入れたのは、もう1時前。ほぼ1時間が経っていました。

アイス買う前に一人ずつ、乱取り(柔道の稽古のことね)でもするサービスとかあるんちゃうの?とか思いました。

この扉の奥で、ようやくアイスが買えるようです。

ついに中に入ると

せ、狭っ!!!

扉を入るとすぐ目の前にアイスクリームのショーケースがありまして、松本さんがアイスをサーブしています。

アイスの種類は2種類。
ココナツミルクチョコクッキーと、豆乳焦がしキャラメル。

いずれも2スクープ(2すくい)が基本量になっていて、ハーフ&ハーフもあったのですが、両方ちゃんと写真を撮りたいなと思ったので、1つずつ注文をしました。

ココナツミルクチョコクッキーのプレミアムが400円、豆乳焦がしキャラメルのプレミアムが450円。さらに良い材料を使ったプレミアムSがそれぞれ+100円。
プレミアムSを購入したので計1,050円でした。

松本さんの横には東京富士大学の学生さんと思しき女子が2人。お会計などを担当しています。

松本さんがアイスをすくってくれるのですが、アイスが若干硬いらしく、時間がかかる。
これか。乱取りをしているわけではなかった。

しかし一所懸命にアイスをサーブしてくれる様子はなんだか微笑ましくて。
思わず「大変ですね」と声をかけてしまいました。

すると「アイスが、硬くて」と、今にして思えばそりゃそうじゃないかというコメントをくれました。

2つ注文したのだから2人ですくえばいいのに、などということは写真を見て改めて思ったことでありまして、必死にアイスをすくっている様子を見ている時の僕からは全くそんな発想は出て来ません。

心の中で思わず応援をしている自分に気づきます。さすがメダリスト、、ちゃうか。

そしてようやくすくったアイスにトッピングをかけて、わざわざマスクをはずして笑顔で渡してくれる松本さん。

「寒いのにお待たせしてすみません!」と微笑みながらアイスを手渡してくださいました。

アイスは「毎日食べても罪悪感がない=ギルトフリー」をコンセプトとして、乳製品、白砂糖、小麦粉を使っていないヘルシーなもの。

店名であるダシーズの由来は日本古来の「ダシ」とのことですが、アイスにダシが使われているわけではないようで、このあたりはちょっとよくわかりませんでした。

行列しているときに顔なじみの東京富士大学の教授がいらっしゃって、この企画が始まった経緯についてお話をきくことができました。

そもそもは学生の授業の中で、アイスクリーム店を起業するというプロジェクトがあったそうです。また、東京富士大学の学部長と松本さんが働く会社の代表の方が仲良くしており、産学連携でなにかやりましょうという話をかねてよりしており、そこにアイスクリーム好きの松本さんの引退というタイミングが合わさって、このような形になったのだとか。

ちょうど学食の裏側にあたる場所があいていたことも奏功し、アイスクリームラボという形でのオープンを迎えました。

とはいえお店は不定期営業。営業時間などの情報はtwitterでチェックしてから行って見てください。

このあたりは普段、東京富士大学や近隣の専門学校の学生くらいしか通行しないエリア。
これを機に新しい人たちが高田馬場を訪れる流れを作ってくれたらいいですね。


SHOP DATA
Darcy’s
住所:〒161-0033 東京都新宿区下落合1-7-18(東京富士大学五号館1F)
不定休

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