さぁ、毎年恒例の食べ歩きイベント「バル辛フェスタ」。
もうご存知ない人はいませんよね?
昨年からは西武鉄道の特別協賛をいただいて、高田馬場駅早稲田口のデジタルサイネージにもドドンと告知がされております。
そんなわけで既にご存知の方も多くいらっしゃることとは思いますが、念のためイベントのあらましをご説明しますと
かつて新宿区で育てられていた江戸野菜「内藤とうがらし」。一度は姿を消してしまったその内藤とうがらしを新宿各地で復活させようというプロジェクトが「内藤とうがらし再興プロジェクト」です。
新宿区内でさまざまな取り組みが行われているのですが、ここ高田馬場・早稲田エリアでは、街のみんなで育てた内藤とうがらしを使った料理を、街の飲食店で食べ歩くというイベントが開催されています。
そう、それが「バル辛フェスタ」。2014年から始まって今年で5回目を迎えます。
高田馬場新聞も実行委員会のメンバーに名を連ねて今年で4年目。
これまでにたくさんの皆さんが、ピリ辛&辛ウマなごはんを食べ歩き、これまで入ったことのなかったお店と出会うという楽しい体験を繰り広げてくださいました。
今年、2018年は27店舗が参加となり、そのうち6店舗が新規に参加した店舗ということで、高田馬場新聞では初日にまず6店舗のうち4店舗をぐるっと巡ってまいりました。
参加全店舗を紹介したマップ・メニューは上のリンクからご覧いただけます。
ビッグボックスの総合受付をスタートして、まず向かったのが「ワインバーSirocco(シロッコ)」。
日本のワインだけを品揃えるという、若干へんた、、、もといストイックなお店です。
水出しのアーティチョーク茶がぽたぽたと落ちるのを見つめつつ飲んだのは
「本日のグラス日本ワイン」の白をいただきました。
これにサバとトマトの辛味リエットを合わせて。
トマトの甘みの後に、じんわりと内藤とうがらしの旨味と辛さが追いかけてきます。
次に向かったのは、シロッコからすぐ裏手にある、しかも連続でワインバー。
それにしてもこのエリア、高田馬場でもかなりのディープゾーンでして、高田馬場にいても行ったことないって人はかなり多いと思います。
米とサーカスまで行くのが精一杯じゃないかなと思うのですが、そこからさらに奥へ奥へと入った先のさらに隙間みたいなところを入ったところに「ワインバー エスタージ」がありました。
ドンつきオブドンつきといった立地。写真右奥のひときわ明るいところが入り口です。
更に言えばここ入っていいの?と思ったところ、それが入り口です。
白ワインを飲んだので、次は赤にしました。
合わせたのはチキンパエリア。
iPhoneのパエリアの絵文字からエビやムール貝が消えて、代わりにチキンが入ったというエピソードを思い出しつつ、むしゃむしゃと食べます。
別添えのソースがカウンターに置いてあり、刺激的な辛味をアドオンできます。
お店のお話など聞いてみようかなと思っていたのですが、続々とバル辛のガイドマップ(高田馬場新聞で制作!!)を持ったお客さんが入ってきたので早々に退散。
次の初参加店へと向かいます。
続いて入ったのは「高田馬場日本酒めぐり」にも参加してくださった「角家(すみか)」。
常連さんに愛される、地元出身の木村さんが営むお店です。
ワインが続いたので、とりビー的な感じで生をオーダー。
生と一緒に何を食べようか悩み「フォトジェニックなメニューってどれっすか?」と木村さんに聞いたところ、バル辛おでんをお勧めされました。
そしたらコレ。盛りがいい!!
しかし、お勧めされたおでんを食べていると、お隣さんのテーブルにやってきたメニューが更に上を行くヤヴァさだったのです。
秋刀魚のスパイシーなめろう。ま、これはいいでしょう。
今回の出血大サービスメニュー。コレを見てください。
「バル辛鰻飯」です。
うなぎですよ!うなぎ!!う・な・ぎ!!!
角家はおでんとうなぎの店だからって、サービスしすぎではないでしょうか。
なめろうと鰻飯の写真を撮らせてくださったお隣さんです。新井薬師から参戦されたとのことでした。
木村さんいわく「日本酒めぐりの時に反省したところがあって、今回はかなり攻めてます!」とのこと。
今回の台風の目になる予感がします。実際、台風来ておりまして、それはそれで心配なんですが。
さぁ、初参加の各店共に特色を出していていいなあと、ほくほくしながら今度は東へ。
同じく高田馬場日本酒めぐり参加店の「東京ミート酒場」です。
通常のドリンクメニューがほぼ注文OK。
4軒目だというのに、濃いめのハイボールを頼んじゃいました。
鳥レバーの煮込み生七味ぞえをオーダーしました。
ピントがレバーにあってなくてすみません。
生七味に内藤とうがらしが使ってあり、辛味の奥にある旨味をしっかり感じます。
食べ終わる頃にはほんのり汗がにじんでいました。
こんな感じで初日は4店舗をまわりまして、各1杯・1品を堪能しました。
これでチケット1綴り(3000円 ※当日券は3500円)って、相当安くないっすか?
もちろんここでご紹介できていないお店は他に23店舗もありますから、楽しみ方はいろいろ。
10月3日(水)までの開催ですので、ぜひともお試しを。