こんにちは、アトム通貨のゴトウです。
今回はヒトマチ教室紹介第20弾、『日本福祉教育専門学校(以下日福)』です。
日福では、社会福祉士や介護福祉士など福祉にかかわる人々を育てる学校です。
玄関では将来、福祉の世界での活躍が期待されているPepper君がお出迎え。
「ようこそ!」
さて、今回のヒトマチ教室、日福さんからは2講座開催します。
一つ目は『はじめての手話教室』。
講師は、社会福祉学科・手話通訳コースの有薗先生です。
地域の手話講習会で勉強する場合、聴こえない先生以外の授業も含めて回数は多くて年間35回ほど。
日福の手話通訳コースは、聴こえない先生の授業だけで2年間に127回もあります。
聴こえない先生の授業では、もちろん授業も、質問も、すべて手話。
普段の授業から実践的に学ばれています。
今回のヒトマチ教室の講座では、手話通訳コースの学生が最初に学ぶ、
基本的なあいさつや自己紹介の仕方を教えて頂きます。
この取材では、講座内容の一部の、自己紹介を体験。
シンギョク君が挑戦します。
有薗先生
「私の名前はシンギョクです。と言ってみましょう。よく見ていてくださいね。」
『私の』
『名前は』
『し・ん・ぎ・よ・く です』
有薗先生
「はい、どうぞ」
シンギョク
「おお、難しいですね!」
自称“とんでもない不器用”のシンギョク君。
手話でもその不器用さを発揮し、ぎくしゃくとしていましたが、なんとか自分の名前を表すことに成功!
ちなみに、シンギョク君のお気にいりはこちら。
さて、このきつねさん、「しんぎょく」のどの字を表しているのでしょうか?
気になる方は、ぜひ講座に参加してお確かめください!
有薗先生
「メディアや地域の講座、どんな形でもいいので、手話をもっと多くに人に知ってもらいたい。」
災害の時に、マチの人がハンドサインをだせるようになってほしいとおっしゃる有薗先生。
“手話を知る”ことも、一種の防災。
マチの中で助け合える方法の一つとなるかもしれません。
福祉関係の話を抜きにしても、興味深い、手話。
ちょっとした特技づくりという目的から、手先のリハビリのため等、手話を始める理由が様々。
今回の講座を機に、はじめての手話、挑戦してみませんか?
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講座の二つ目は『MeMoカフェ』です。
MeMoカフェとは、日福が開催する認知症カフェで、毎月第四土曜日に開催されています。
このカフェでは、認知症の方やその家族の方、そして地域住民の方が交流しています。
さて、今度はアトム通貨のセキネが、MeMoカフェへ取材に行ってきました。
そもそもMeMo(ミーモ)の由来はなんでしょうか?
お話しを伺うとこのように教えてくださいました。
「認知症やその家族の方だけではなく、Me(私)Mo(も)認知症の理解を深める。
さらに、地域の活動にMe(私)Mo(も)参加するといった意味が込められている」ということだそうです。
取材に伺った私たちも参加して理解を深めたいと思います。
さてどのような様子なのでしょうか?写真を交えながら紹介していきます。
皆さん集まって秋の歌である『紅葉』や『里の秋』を歌ってます。
歌詞当てクイズもやりました。
和太鼓も登場して盛り上がっていきます。
素晴らしい和太鼓の演奏に拍手が起こります。
次は会場を移動して、運動教室です。
最初にグーとチョキを交互に出す運動です。
なんだか簡単そうですが、やってみると意外と難しい。
私(20歳)でもうまくできません。
ただじゃんけんをしているように見えますが、これも運動の一環。
相手が出した手を答えていきます。
これを両手でやるとかなり難しい。
手や口を使う行為を同時に行うようにいくつかの器官を同時に使う運動を「コーディネーション運動」といいます。
これはじゃんけんに勝った方が手を握り、負けたほうが手を引くゲームです。
瞬時の判断が重要です。
最後にじゃんけんをして勝った方が相手の周りを一周する運動です。
これは難しくありませんが、楽しく運動できます。
すべての運動において終始笑いが絶えなかったことが印象に残りました。
なんでも楽しくやることが長続きの秘訣だそうです。
最後に日福の学生による歌が披露されました。
なんでもこの学生は音楽療法を専門に学んでいるそうです。
終始和やかな雰囲気で進んだカフェはあっという間にお開きとなりました。
来月のMeMoカフェは26日の土曜日に開催されます。
ヒトマチ教室の一環として行いますので、アトム通貨ももらえます。
ぜひご参加ください!
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【2016ヒトマチ教室講座詳細】
タイトル①:伝えよう!手話を通じたコミュニケーション~自己紹介~
日程:11月24日(木)13時~14時
定員:10名
参加費:無料
内容:はじめて手話を学ぶ方を対象に経験豊かな教員が楽しく丁寧にサポートします。
この講座をきっかけに手話をはじめてみませんか?
申し込み方法:tsumita@nippku.ac.jpに参加講座名・お名前・連絡先・参加人数を明記の上、ご連絡ください。
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タイトル②:認知症って何だろう~地域で支え合う高田馬場~
日程:11月26日㈯13時~14時
定員:10名
参加費:無料
内容:いつまでも自分らしく地域で暮らすために、認知症を正しく理解し、予防方法を学びましょう。
同日開催のMeMoカフェ(認知症カフェ)に参加し、地域で支え合うマチづくり一緒に目指しませんか?
申し込み方法:tsumita@nippku.ac.jpに参加講座名・お名前・連絡先・参加人数を明記の上、ご連絡ください。
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INFORMATION
日本福祉教育専門学校 高田校舎
住所:豊島区高田3-6-15
連絡先:03-3982-2511