サイトアイコン 高田馬場新聞

大好評!神田川の親水テラスで染色体験・水元再現イベント開催。

2014年に引き続き、気がつけば今年もすっかりイベントのメンバーに入ってました。

何のことかって?

「神田川染色体験・水元再現」イベントです!

こちらのチラシ、高田馬場新聞でデザインを担当致しました。

そして2015年7月26日(日)猛暑日の予想通り、天気は快晴。
気温はなんと36度!!

神田川の水が気持ち良い〜〜

地域センター1階の駐車場では絞り染め体験。
小学生以下は無料なので、たくさんのちびっ子たちが一生懸命染めていました。

まずは布に自分のものとわかるように名前を書いて、輪ゴムや竹で縛っていきます。
縛った部分は染料が染まらず、柄ができるというカラクリ。

輪ゴムで縛ると丸ーく柄ができます。

表情は真剣そのもの。どんなできあがりになるのかな?

小さな子でも簡単にできるのが良いですね。

 

縛り終わったら、担当の方に渡して染料で染めてもらいます。

染料は鍋でぐつぐつ煮立っています。
色は紫色と空色の2種類。好きな方に並んで染めてもらいます。

 

こちらは空色。
しっかり染まっていますね。

染まったら輪ゴム、竹をはずしていきます。

おー!きれいに染まってる!!

お兄ちゃんは複雑な柄!!
良い出来だね!

そして仕上げに神田川親水テラスで水元。
水元とは余分な染料を洗い流す工程です。

その昔は神田川で行われていたのですが、環境保護の観点などから禁止され、現在に至ります。

その歴史的な工程を体験することのできる、貴重な機会がこのイベント。

神田川は美化が進み、以前に比べて水もきれいになりました。
ちょうちょも涼みにやってきていましたよ。

とっても上手ですね。

そしていよいよ職人さんたちによる水元再現が始まります。
新宿区の吉住区長も来ておられました。

始まりました。水元再現。

じゃぶじゃぶと反物を揺すりながら洗っていきます。

こうした様子が見られるのは年に1度。この日だけ。

と、吉住区長も体験をしてみることに。

長靴を履いて川に入り、水元を体験です。

なかなか様になっていました。

 

また地域センターの5階には、展示と有料の染め物体験コーナーがありました。

新宿区染色協議会の富田会長の作品。
江戸小紋です。

他にも各工房の職人さんの作品が展示されていました。

反対の一角には型染めと友禅染め体験コーナーが。

型染めの型です。

型の上から染めていきます。

型ごとに色を変え、思い思いの色を付けていきます。

イメージ通りに染まるでしょうか。

友禅染めは、筆を使って輪郭の内側を染めていきます。

結構細かい作業。集中力が必要です。

高田馬場の歴史を知り、染め物に対する理解を深め、神田川の自然に触れる夏の一日。
実り多いものになってくれたことでしょう。

ちなみに参加者は絞り染めが158人、型染め27人、友禅染め20人、計205名でした。
昨年が101名ですので倍以上の参加をいただきました。

今後ますます、恒例のイベントとして定着していけるように、高田馬場新聞も微力ながらお手伝いをして参ります。

モバイルバージョンを終了