2月の初め。
高田馬場某所で、こんな集いが催されていました。

写真左でシュワシュワしたのを注いでいるのは高田馬場駅前のタックイレブンビルに入っている「克ツ」の金澤さん、右でシュワシュワにうっとりしているのはコワーキングスペース「CASE Shinjuku」の自称仲居頭、森下さんです。

いずれも高田馬場新聞で過去に取り上げていますので、この人たち誰?という人はそちらをご覧ください。

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で、なぜこのメンツでシュワシュワしたのを飲んでいるのか。
いや、別にシュワシュワしたのを飲むのは構わないでしょう。ご近所さんなのだから。

では、なぜそれが高田馬場新聞の記事になっているのか。

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いやしかし、森下さんの嬉しそうな顔。

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詳しいお話は後にして、とりあえず一旦乾杯しておきます。

 

かんぱい。

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で、結論を言ってしまうと、2017年の2月7日、早稲田通りと明治通りが交差する馬場口交差点から高田馬場側へ1本手前のところに、新しいお店がオープンしたんです。

その名も「居酒屋キッチン ニュージャック」。らーめん「渡なべ」の右隣です。

 

そのお店をオープンしたのがこちら、大石徹さん。

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最近では昆虫推しでメディアにガンガン露出している「米とサーカス」とその系列店で6年間勤務し、この度晴れて独立。

そのオープンの日に、みんなで行ってきたというわけです。

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しかしこの写真はお店ではなくCASE Shinjukuのもの。

実は大石さん、以前の記事でご紹介した「女性・若者・シニア創業サポート事業」を活用してCASE Shinjukuの事業計画書作成サポートを受け、融資を受けてお店を始めた、というわけなんです。

大石さん「今ちょうど30歳ですが、20代の前半からいずれは独立をしようと考えていました。なので、開業資金がなかったわけではないんですが、金利も低いし借りることで金融機関に実績も作れるし、いろいろイイぞ〜とゴッツさんに聞いて、利用することにしました。おかげで、最初に想定していたよりも内装に手をかけることができました」

 

あ、こちらがそのゴッツさん。
克ツの金澤さん、ゴッツさんという通り名で呼ばれています。

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実は金澤さんも、2016年の春に「女性・若者・シニア創業サポート事業」で融資を受けていたのだとか。

金澤さん「やっぱり金利が低いのが大きいですよね。ウチは新規オープンじゃないので売り上げ予測もある程度立つので、事業計画も作りやすかったです。まぁ実際のところ、CASEの皆さんにかなり助けてもらったっすけど」

 

そうなんです。
この制度の良いところは、地域の創業アドバイザーが経営指導という名の助言をしてくれるということ。

普通に金融機関や日本政策金融公庫へこんにちはって行って「お金貸してくださいー」ということになると、やれ事業計画を出してくださいとか何が必要とか言われて、結構な確率で「いぃぃぃーッ!」ってなって諦めちゃうんですよね。

だからそこをサポートしてくれるのは、とっても助かるはず。

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森下さん「それでね、大石さんも制度を使おうかということになって、では事業計画をどう立てましょうか、って考えてたらゴッツさんが『あ、俺の計画見せときました』って(笑)。正直な話、実際に知ってるお店の事業計画見るのが、一番わかりやすいんですよね。でもそれって、なかなかねぇ。自分ところの裏側を全部見せるわけじゃないですか」

 

どうも高田馬場は飲食店同士、横のつながりが強い地域だそうです。

このことは確かにそうで、高田馬場新聞をやるようになって知ったことでもあるのですが、今どき珍しいくらいに昔っぽい濃ゆい付き合いがあるのをちょいちょい感じます。

 

店先の写真に写っている祝い花の数にも、その片鱗が現れていますよね。

 

 

とまぁそういうわけで、前置きが長くなりましたが、高田馬場のなんだか素敵なところを感じつつ、新店のオープン祝いという口実で飲みにきたわけです。

こっからはただの飲みレポです。

 

まずは卵黄の味噌漬けでスタート。

スターターから完全に酒のアテ。

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続いてこの日の刺身を1つずついただきました。

12時の位置から時計回りに、甘エビ、サヨリだったっけか、メダイの昆布〆、カワハギ、ブリ、メジマグロです。

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カワハギといえばキモ醤油!

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キモ、ヤヴェェ。

 

ちなみに大石さん、富山は氷見のご出身で、友人が務める魚屋さんから魚を仕入れているそうです。

なので、ニュージャックという店名の感じとはミスマッチなほどに魚がイイ。氷見といえばブリが有名ですが、それ以外もイイです。

 

あとは冬といえば牡蠣。カキの塩辛なんてのをいただいちゃいましたよ。

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アカン。これ日本酒飲まなあかんやつや。

ということで頼みましたら、なんかレアらしいお酒が出てきました。

 

勝駒!

聞けば富山のお酒だそうですが、このところ人気がすごくて入手困難なお酒だとか。

日本酒を語る言葉の持ち合わせが少ない高田馬場新聞、「飲みやすい!」と、どうにも素人感丸出しの感想くらいしか口から出てきません。

 

しかし美味い酒だということは、わかります。酒飲みの端くれとして、それだけは断言しておきましょう。

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美味しいお酒って、人を幸せにすることがよくわかります。

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楽しいお酒はいくらでも飲めるような気になるもの。

でも飲み過ぎには注意しましょう。

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続いては鶏ムネ肉とネギとザーサイのサラダ。

ごま油がいい仕事してる。

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そして隠れキャラ。氷見自然豚の西京焼です。

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氷見自然豚とは放牧されている豚さんなんだとか。

豚さんが放牧ですってよ。すげーな、自由な豚さん。聞いただけで美味いって。

 

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そのあとは水タコの天ぷらや

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白子の天ぷらなんかをつまんじゃいました。

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続いては日本酒に合いそうなネタ連発。

ホタルイカの干物からの

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ブリカマ塩焼き。

 

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ちょっと変わったところで、ゲンゲの干物なんてのも食べてみました。

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感想は……この写真に語っていただくとしましょうかね。

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あ、ちなみにこちらのお店、2階に座敷があります。

 

あと、オープニング記念でTシャツもらっちゃいました。

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背中のロゴ、完全にあのコンビニのパロディ!!

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駅からは少し歩きますが、馬場口周辺に美味い魚を食える店ができたのはちょっと嬉しいな、と思います。

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SHOP DATA
居酒屋キッチン ニュージャック
住所   東京都新宿区高田馬場2-1-4
電話番号  03-6233-8678
営業時間 18:00〜26:00

 


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