あれはある冬の日のこと。

以前ご紹介をしたコワーキングスペース“CASE Shinjuku(ケイス新宿)”で、
CASE Shinjukuさんと、そのメンバーである株式会社Flip Silverliningの福原さん、高田馬場新聞の3者で話をしていたんです。
福原さんはサイエンスコンサルタントとして、専門の「宇宙・天文」をはじめとした様々な講座を開催したり執筆活動に取り組んでおられる方。

高田馬場新聞「じつは高田馬場でイベントをやりたいんですよね〜」

CASE Shinjuku「もちろん場所はウチですよね〜」

福原さん「私はいつか宇宙教室の企画をやりたいと思っているんです〜」

全員「なんだ。できるじゃないの!!」



ということで、ポンポンポーンと開催が決定した

親子で楽しむ「高田馬場☆春の宇宙教室」。

実は高田馬場新聞にとっては初めてのイベントでもあり、実際どれくらい集客ができるか、かな〜〜〜り不安でした。

なにせ会場のキャパから言えば100人は入ることのできる場所です。

でもでもどれくらい集まってくださるのかな??スカスカじゃぁカッコつかないよな〜
なんて不安ながらも夢はでっかく!と50人を定員にして告知を始めたんです。

そしたらあれよあれよと申し込みを頂き、前日の申し込みでは90人を超える参加申し込みを頂きましたよ。

ホント、ご協力頂いたみなさまありがとうございました(涙)。

当日の最終的な参加人数は大人46名、子ども38名、合計84名でした。

13時半の開場と共に続々と親子連れのみなさんがご来場。
この日は3Dメガネを使った、3Dスペーストラベルの企画。

事前に配られた3Dメガネは格好のおもちゃですね。

さぁ、たくさんのご来場をいただいて、いよいよ開会です。
第一部は主催の福原さんによる「飛び出す宇宙!大迫力3Dスペース・トラベル」へいざ出発!




スクリーンには当日4月20日、高田馬場の空が映し出されています。
時間は午後2時過ぎ。
空は当然まだ明るいので、福原さんの手で少〜〜しずつ、時間を早回ししていくと。。。

目の前には一面の大宇宙が!
しかも3Dで!!!

あちらこちらで「わぁ」と声が漏れています。


北極星の位置、北斗七星、大三角、次から次へとスペーストラベルは進んでゆきます。
もうみんな、スクリーンに釘付けです。




ところでこの3Dで宇宙を見るのって、みなさんのお手持ちのパソコンでも可能なのです。
ご存知でしたでしょうか?
国立天文台が公開しているパソコン用のフリーソフト「MITAKA」。
これを使うと3Dの表示に時間軸を加えた、4次元の宇宙体験が可能になるとのこと。
ソフトのダウンロード方法などは福原さんのサイト科学カフェに詳しく書いてありますので、そちらをご参照ください。

そこで、この日も参加した子どもたちに実際に操作を体験してもらいました。

全員揃って高田馬場へと無事戻り、約40分間のスペーストラベルは終わりの時間を迎えます。
夢中になって見ていると時間はあっという間ですね。


休憩時間中は福原先生への質問タイム!
みんな星や宇宙についてとっても詳しくて、大人たちもびっくりでした。





さぁ、続いては第二部。
日本宇宙フォーラム研究員の高木さんによる「宇宙の広がりと星々の世界」。

星の大きさを比較する映像が上映されます。
太陽は大きいなぁと思っていたらその何倍も何十倍もある星がどんどん出てくるんです!

もう、あいた口が塞がりません!

続いては光の早さを使って、惑星間の距離を示すアニメーション。
月と地球の間はあっという間です。
そうは言っても光の早さでの計算です。

宇宙の広さ、大きさがなんとなく体感できてきますね。

そして最後に風船を使って、宇宙のしくみを体感します。

さぁどうでしょう。
みんな、宇宙や星に興味を持ってくれたでしょうか。
この日の体験が、子どもたちが宇宙・科学に興味を持つきっかけになってくれたとしたら、こんなに嬉しいことはありません。





そして最後にはみんなで記念撮影です。

アンケートを書く表情も真剣そのもの!

アンケートと交換でカードもらっちゃいました!

それでは皆さんまた次回、高田馬場夏の宇宙教室で会いましょう!

次回は2014年7月27日(日)の開催を予定しております。
詳細が決まりましたらまた、お知らせしますね。

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■講師紹介
福原将之氏
サイエンスコンサルタント。1982年生まれ、理学修士。「科学と社会の橋渡し」をテーマに、一般の方向けの講座開催や執筆活動に従事している。
東京大学博士課程を退学後、ベンチャー企業にエンジニアとして入社。取締役最高技術責任者を経て独立。2013年10月、「世界中の子どもたちの未来を明るく照らす」という理念のもと、株式会社FlipSilverliningを設立。

高木俊暢氏
(一財)日本宇宙フォーラム研究員。
専門は「深宇宙観測による銀河の進化」。
日本学術振興会・特別研究員、JAXA研究員、Imperial College London研究員等をへて現在に至る。宇宙科学普及活動にも実績多数。
週末には3人の子供たちと山登りを楽しむ。

■協賛企業
東京三協信用金庫
CASE Shinjuku・株式会社まちづくり高田馬場
高田馬場新聞
高田馬場総合法律事務所
有限会社アクト企画


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