ミス・ミャンマーにぃぃぃ
であったぁぁぁぁ
と、いつもながらの小芝居はそのへんにして。
2013年冬。
ミス・ミャンマー・インターナショナルのGonyi Aye Kyaw(ゴニー アイ キョウ)さんが来日しましたッ!
決勝戦が品川プリンスホテルで開催されまして、
それに参加するべくミャンマーから来日されたのです。
で、それと高田馬場新聞になんの関係が???
話はさかのぼること2週間前。
以前にご紹介したミャンマーの少数民族カチン族の料理を出す
「実の里」へ取材に行った時のことです。
この写真の右側、ユさんが取材の後で誘ってくれたんです。
取材も無事終わり、高田馬場新聞が機材を片付けていたら
ユさん「ミャンマーに興味ありますか?」
高田馬場新聞「え? あ、はい。もちろん」
ユさん「今度ミスミャンマーの撮影会があるけど、来ます?」
高田馬場新聞「???」
マリップさん(お店のオーナー)「あぁ、ユさんはヘアメイクの仕事が本業なのよ」
ユさん「そうそう。それで今度、ミャンマー出身のカメラマンたちでミスミャンマーの撮影会をやるの。私がヘアメイクを担当するのよ」
高田馬場新聞「わぁ! 行きたいです。 それは何としても行きたいです!!!」
なんせそもそも高田馬場新聞は「高田馬場に住んでる人・働いてる人・学んでる人・通りすがる人」すべての人のためのwebマガジンなんですからっ!
おっ。やってるやってる。
メイクをしてるのがユさんです。
わー。
ゴニーさん、とってもキュート!
ユさん「あ、来たね!
もうちょっと準備にかかるから待っててね」
まわりにはミャンマー人フォトグラファーさんたち。
なんだかアウェー感満点の現場です。
するとニコニコ話しかけて下さる方が。
サンディーさん「こんにちは。鈴木と言います。
ゴニーの姉です」
高田馬場新聞「へ? 鈴木さん?ということは
日本人とご結婚されて?」
サンディーさん「そうです。名前はサンディーです。
こちらはゴニーの父です。ミャンマーで医師をしています」
ドクター・キョウ「Nice to meet you!」
高田馬場新聞「な、ななナイストゥミーチュウ!」
と英語は軽やかに笑顔でなんとかスルーし、ゴニーさんの話を聞きました。
ゴニーさんはミャンマーの北部都市マンダレーの出身。
日本へは何度も来たことがあるそうです。
日本のものが大好きで、決勝戦が終わってからショッピングを楽しんだそう。
そうこうしているうちに、撮影会が始まるようです。
と思ったら、メディアの取材??
サンディーさん「Voice of Americaというアメリカの放送局ですね」
どうやらアメリカが民主化が必要とみなす国向けに発信するラジオ局のようですね。
うーん。まだまだ知らないことがいっぱいあります。
取材も終わり、撮影会がスタートです。
撮影会は快調に進んでいる様子です。
と、ユさんここでメイクの手直しに。
さすがユさんもゴニーさんもプロですね。
寒空の下、テキパキ進みます。
そして撮影が再開。
ちょっと手のあいたユさんにインタビューです。
高田馬場新聞「ユさんはいつ日本へ?」
ユさん「6年前に来ました。まず日本語学校で2年、その後福島の大学で4年間学びました」
高田馬場新聞「日本で大学に行かれたのですね」
ユさん「はい。今は日本の美容室で学んでいます。あと1年勉強をしたらミャンマーに帰るつもりです」
高田馬場新聞「ミャンマーでは自分のお店を?」
ユさん「旦那さんが先に帰国してマンダレーでファッションのお店をやっていますから、まずはそこの手伝いからですね」
高田馬場新聞「あ、ご結婚されてたんですか。。(ちょっとショック)」
ユさん「あとは今勉強をしている美容室が、ミャンマーに出店を考えていたりとかするので」
高田馬場新聞「ほぉー。これまたビッグな計画が!それが実現すると活躍の場面も広がりますね!」
と、ここでメイク直しが入って取材は再度中断。
休憩中には娘を気遣うお父さまがパンを差し入れたり
お姉さんのサンディーさんと談笑したり。
当然のことながらどの国でも親子・姉妹は互いを思いあうもんだよなぁと
一人勝手にしみじみする高田馬場新聞。
ユさん「この撮影会もカメラマンたちからお金を集めて、ミャンマーに寄付をする活動のひとつなんです。今回はカチンの戦争地域で破壊された学校に寄付を送る計画です」
高田馬場新聞「えっ?ミャンマー国内で戦争ですか?」
ほんとうに何も知らない高田馬場新聞。。。
調べてみると、少数民族を数多く抱えるミャンマーでは、政府と少数民族の間でいくつかの武力衝突が起こっているとのこと。
近年の民主化によって徐々に停戦が進んでいるものの、いまだ衝突の残る地域があるそうです。
むう。
僕らには、もっともっと知らなければいけないこと、そして伝えていかなければいけないことがあるようです。
高田馬場新聞を始めて、このような情報と触れる機会に恵まれたことに感謝をするとともに、高田馬場から世界へと情報を発信していくことの意義について考えたりしながら2013年の年の瀬をすごす高田馬場新聞なのでありました。
さて。2013年の記事もこれが最後です!
そしてじつは2014年始めの取材もミャンマーに関わるものになる予定です。
さらに高田馬場の新たな魅力を発見、発信してゆきますよー!
それではみなさま、良いお年をお迎えください!